先日は特養に、母の面会に行ってきました。


ネットからお借りしました。

毎日、猛暑ですが、建物内はエアコンが効いていてひんやりするほどでした。
相変わらず、母(90代)は元気でした。

暑さ寒さの感覚がなくなってしまったので、
この日も、長袖を2枚重ねていました。

そして、いつもと同じく、困った困ったを繰り返していました。

私「何が困ったの?」
母「お金が出せないんだよ~どこにもお金の出る機械がないんだよ~」
ATMのこと

私「ここにいれば、お金の心配ないよ」
母「そうもいかないよ。ここも飽きたから、お金を引き出して別のところに引っ越そうか、家に帰ろうか」
私「家はリフォーム中だから、今は帰れないよ」
もう2年間、リフォーム中

突然話題が変わる。
母「この家売ろうよ。高く売れるよ。何百万円になるかな~?」
私「今は景気が悪いから、値下がりして売ると損になるらしいよ」
母「そうか、そんならしばらく様子を見よう」

突然話題が変わる。
母「お父さんは元気?」
私「どのお父さん?」
母「私のお父さん」
私「とっくに死んじゃったよ」
母「へっ!!私のお父さんの名前は○○夫だよ」
私「私のおじいさんだから、かなり前に死んだはずよ」
母「へえ~っ、ちいとも知らなかった~」

面会に行くと、こんな会話が延々と続きます。
1時間話していると、ぐったり疲れます。
しかも、本人は最初の話を忘れているから、しばらくするとまた同じ話を繰り返します。

認知症の人の相手は大変です。
スタッフの方々はさすがプロです。
対応が見事です。

毎日、真面目にお相手をしてくださっています。
おかげさまで母は自宅にいたときより、健康です。
感謝です。

(いったい何歳まで生きるつもりなのでしょうか?)