活動広がる「デスカフェ」自らの「死」語り合う茨城の特養

「デスカフェ」とは、死について気軽に語り合う集まりのことです。

海外では、かなり開催されているようです。
終活の延長のようですね。

茨城県の特養で、自分の死について語り合う集会が開かれました。
自分の死に方や葬儀の方法についての希望を話合ったようです。

しかし、肉体が死んだら、すべて終わりではないので、
死後の世界のことも話すと良いのにな~と思います。

ほとんどの人は、肉体の死後も、霊魂が生きていることを知っています。
だから、仏壇に祀ったり、幽霊が出たとか、あの人は成仏出来ただろうかとか、話すのです。

自分自身の死後、霊魂がどうなるかを学び語り合う、アフターライフカフェもそのうちできるかもしれません。

2018年9月14日(金)
活動広がる「デスカフェ」 自らの「死」語り合う
牛久の特養 終活、人生振り返る契機に

「デスカフェ」で死について語り合う参加者=牛久市女化

自らの「死」について気軽に話し合う「デスカフェ」の活動が注目を集めている。相続や葬儀など人生の終わりを迎える準備をする「終活」の延長として、日本全国に広がりを見せる。県内では8月25日、牛久市女化の特別養護老人ホーム「博慈園」で開かれた。同園関係者らが参加し、理想の死に方や葬儀の方法について話し合った。

「デスカフェ」は、スイスの社会学者バーナード・クレタッズ氏が妻との死別をきっかけに始めた。死別の悲しみを分かち合ったり、カウンセリングをしたりする場ではなく、どのような死の形が望ましいかを語り合って、終活の参考にすることを目的としている。

博慈園でのデスカフェは、同園の高橋博理事長(67)が企画。高橋理事長は、アメリカの雑誌を読んでいた時、デスカフェの存在を知ったという。自身も2度がんを患って死を身近に感じた経験があり、「死の準備について顔を合わせて話したいと思った」と語る。また、死について考えることが、今までの人生を振り返るきっかけになったという。

カフェでは、参加者がお茶や菓子を口にしながら、「葬式で多くの人に来てもらうより、生きている間に会いに来てほしい」という最期の迎え方や、「病院や施設から直接火葬場へ送る直葬が多くなっているが、死んだ後も一度は家に帰りたい」といった死後の対応について語り合った。参加者に死を意識してもらおうと、会場に空の棺おけが用意され、参加者が中に入る体験も行われた。

参加した特別養護老人ホーム理事、岡田玖己子さん(76)は「死の在り方を再認識できた」と感想を話した。高橋理事長も「人生イコール死。継続してカフェを開催し、死について語り合っていきたい」と意欲を示した。 (秋葉凌)

元記事:
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15368496192439

参考記事:
【イベレポ】カジュアルに死を語らう。世界中で広がる「デス・カフェ」開催
2016.09.26