成年後見費用、1000万円超の衝撃! 生涯コストは家族信託の10―30倍‼

私の母は、成年後見制度に入っています。
長女の私が手続きをしました。

土地や財産を、他の親族にだまされて取られそうになったからです。

しかし、こんなに不便で、わかりにくい制度だとは知りませんでした。
とても後悔しています。

この制度を検討している方は、よーく調べて、いくつかの事務所に相談してから決めることをおすすめします。

後見制度の市民団体などがおすすめです。一例です。
認定NPO法人 東葛市民後見人の会
http://t-shimin-kouken.org/

私が感じる問題点

1.申立人の私すら、母の預貯金を自由におろせない。

2,母の財産がどうなっているか知らされない。

3.母名義の自宅の手入れや草刈りの費用を出してもらうのも、裁判所と後見人の許可が必要。

4.後見人の費用(裁判所の許可で、年一回まとめて母の口座から引き落とされるが、申立人や家族には知らされない。)

5.弁護士が後見人だが、財産管理以外何もしないのに、高額すぎる。

今回見つけたのはこのサイトです。
参考にしてくださいね。

★成年後見費用、1000万円超の衝撃! 生涯コストは家族信託の10―30倍‼

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成年後見制度のブログを始めました。

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新しいブログを作りました。
まだ、ときどき更新なので、
たまに見に来てくださいね~

認知症の母がだまされて大金を取られていたことがわかり、
大急ぎで成年後見制度を申請しました。
まさか、こんなに窮屈で大変なことになるとは
予想もしていませんでした~

成年後見制度の闇と問題点を考える
成年後見制度を体験してわかったことは?

私の体験と調べてわかったことを綴っています。
これから、成年後見制度を利用する人の参考にして欲しいです。
軽い気持で申請すると超コワイです。
後から取り消せないです。
一生続きます。

特養に母を訪問する

yono_18ユニット例

昨日は弁護士と一緒に母の様子を見に行きました。
母は成年後見制度を利用していて、後見人は弁護士です。
弁護士が特養に来たのは入所以来、半年ぶりです。
そのいきさつは別の機会に書きます。

母の入所している特養は、全部ユニットです。

昼食後だったので、個室で内側からカギをかけて昼寝していました。
しばらくノックをすると、気がついて部屋に入れてくれました。

体は前よりふっくらして、顔色も良く、健康そのものでした。

ただ、記憶は以前より後退しているし、つじつまの合わないことをたくさん言います。
理解出来なくても、私の話に一生懸命合わせているようです。

自分の通帳のコピーを見ても、あんなに見たがっていたのに、目も通さないでベッドの上に置いてしまう。

弁護士が「何か困っていることありませんか?」「欲しい物はありませんか?」と尋ねても、困った顔で「急に言われても思いつかない」と返事するだけ。

弁護士が帰ってから、私の家は2軒ある、孫は何人だったかしら、お金がありすぎて困っているなどと、言っている。

散歩に誘うと、「外がこわい」と言いながら、コートを着る。
面倒になって「じゃあ、いいよ、私帰るからね」と言うと、コートのままついて来る。

自分が何をしようとしているのかわかっていない様子。

エレベーターまでついてきたので、スタッフの人が腕をつかんで「ここでさようならしましょうね~おやつの時間ですよ~」と言ってくれた。

今一番したいことは、お金を使って好きな物を買うことのようだ。

このブログで紹介した「活き逝き術のススメ」にも、買い物する権利を奪うのは個人の尊厳を奪うことだと書いてあった。

私が施設に入れられて、好きなおやつを買うことが出来なくなったら悲しいなぁ
散歩で足を鍛えて、近くのコンビニまで連れて行けたらと思ったのだった。

母親が認知症に!

父が亡くなってから数年間、母は一人暮らしでした。
私が独身になり、実家で二人暮らしが始まったのが2010年です。

少し言動がおかしかったのですが、もう年だからね~と笑っていました。
もうあの頃から少しずつ認知症が始まっていたのでしょう。

2014年になると、いよいよおかしくなってきました。
食事をあんパンやバナナですませたり、同じ物ばかり何回も買ってきたりするようになりました。

もの忘れ外来というのがあるから、行ってみようと話したら「あたしゃ、そんなにモウロクしていないよ~!」と怒ってずいぶん意地悪をされました。

それでもめげずに月に一回くらい、勧めていました。
「今はいい薬があって、頭がはっきりするらしいよ」
「頭が良くなる訓練もあるらしいよ」

とうとう、2015年4月ある日の朝、「そんなに言うなら、行ってみてもいいよ」と答えてくれました。

大急ぎで私の軽に乗せて、ちょっと離れた病院まで連れて行きました。
まだ、受付開始時間ではなかったので、駐車場で満開の桜吹雪を眺めながら数時間待ちました。

初めての病院で、年配の女医さんでした。
そこで、長谷川式の質問をされて、
母はほとんど答えられませんでした。

診断は「重度の認知症です」
診断書を書いてもらい、薬をもらって病院を後にしました。

この後、成年後見制度のこともからんでくるのですが、話が複雑になるので、母が特養に入るまでを書いてからにします。