誤嚥性肺炎防止のウエアラブル機器、まもなく製品化

特養などの高齢者施設では、誤嚥性肺炎が問題となっています。
ちゃんと飲み込めたかどうかを判定する機器がもうすぐ製品化されるそうです。
どんどん便利なものが開発されてきますね。

「ごくり」音で誤嚥判定 筑波大、ウエアラブル機器製品化へ
(2018/2/20 05:00)

筑波大学人工知能研究室は食べ物の飲み込み(嚥下〈えん〉げ)が正しくできているかを人工知能(AI)で判定するウエアラブル機器を2018年度中に製品化する。4月にベンチャー企業「プライムス」を発足し、研究開発を加速させる。高齢者の嚥下障害による「誤嚥(ごえん)性肺炎」が社会問題となる中、誤嚥予防に寄与する機器として提案する。

ウエアラブル機器「GOKURI」は首に装着して使う。“ごくり”という飲み込む音を収集し、その波形を解析して嚥下が良好かどうかを判定する。小型・軽量で持ち運びも容易なほか、内視鏡やX線撮影装置といった従来の検査法と比べて簡単に判定できる。嚥下の状況を数値化し、定量的な評価が可能だ。試作品では約97%の判定精度を達成しており、改良を図りながら製品化につなげる。

まずは介護福祉機器として介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどに提供し、日々の嚥下障害の判定やリハビリテーショ…

日刊工業新聞
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00462436

老人ホームでの食事や献立について考えてみました。

kaigosyoku
《介護食の種類》

日常生活でも、朝・昼・晩の3回の食事と3時のおやつ
毎日作るのは大変ですね。

施設ではどのようにしているのでしょうか?

このページが参考になりました。
以下は私なりのメモです。

老人ホーム・介護施設での食事・献立はどんな内容?
(みんなの介護HP)

・まずは栄養バランスですね。
・それぞれの高齢者の状態に合わせた食べやすい食事
・食欲が湧く食事(見た目、香り、食べやすさ)

・介護食の種類
「キザミ食」「ミキサー食」「ソフト食」などのタイプがあり、
最近は誤嚥(ごえん)を防ぐソフト食が人気だそうです。

・誤嚥性肺炎は高齢者の死因の上位です。

・むせるのを防ぐことが重要。
椅子やテーブルの高さ
姿勢
食べる順番に気をつける

・むせたときはどうするか?
背中を叩いたり、さするより、咳や声を出させることで、器官に詰まった食べ物を吐き出させる。

最後まで、(できれば)食事を楽しみたいものです。

相談:胃ろうを拒否した場合

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特養ではありませんが、胃ろうを拒否したらどうなるのか?
古い質問ですが、参考になると思います。

胃ろうを拒否した場合
質問日時:2008/07/06 00:37

76歳の父親です。
2年前に交通事故にあい、左手、足がほとんど動きません。
嚥下も難しく、6月から誤嚥性肺炎を起こし、医師からは胃ろうを勧められています。
意識も多少わからなくなって自分で判断がつきにくい状況です。

胃ろうについて基本的な説明は医師や看護婦さんから丁寧に教えていただきました。
ただ、本人がまだ意識がはっきりしている時から、胃ろうなどの処置はしないでほしいと何度も強く言われていました。
今も本人は拒否しています。

娘の私としては、長く生きてほしいというより、本人の希望通りで、苦痛を伴わない生活を少しでも送らせてあげたいと思うのですが、胃ろうを拒否した場合、餓死のような大変な苦痛が伴うのでしょうか?
現在では一日にゼリーを一つ、むせながら食べるのがやっと、という状況です。
どうぞよろしくお願いします。

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回答 (6件)
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回答日時:2008/07/22 12:03

この6月に義父を見送りました。

うちも誤嚥性肺炎を起こし、胃ろう対象です、といわれましたが、ホームの看護師さん、スタッフ、主人のかかりつけ医とたくさんの方に相談したところ、皆、胃ろうは勧めない、とおっしゃっていました。

口から物が食べられなくなったら、寿命で良いのではないか、と。
親を餓死させる気か!といわれそうだが、健康なひとがお腹がすいてひもじくて死んでいくのとは違う、口から物が入ってこなくなると、徐々に身体の機能が落ちて枯れたようになって死んでいく。

今までたくさんの方を見送ってきたが、これが一番自然で苦痛の少ない死に方のように感じる、いわゆる老衰です、とおっしゃっていました。

うちでは胃ろうと経鼻栄養は拒否し、抹消点滴と中心静脈栄養を選択しました。
中心静脈栄養も再考の余地がありますが、これで家族が覚悟できる時間が取れた、と思います。

ちなみにネットで探した統計で確実ではありませんが、
余命抹消点滴のみ、2-3ヶ月、
IVH    半年から1年
胃ろう    2年から4年
感染症や合併症が起きない場合です。
私たちもさんざん悩みました。でも決定権は家族と本人にあると思います。

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この回答へのお礼

丁寧なご回答、本当にありがとうございます。
現在胃ろうをせず、口から高カロリーの流動食を日に3回とっている状態です。まだまだカロリーが足りないらしく、病院からは重ねて胃ろうを薦められています。
半分惚けた感じなのですが、時々正気に戻るときに、本人も胃ろうをするか
どうか迷っているようなことを言うようになりました。
大変失礼な質問になるかと思いますが、義父様を見送られる時、苦痛など
感じられているようでしたでしょうか。差し支えなければお答えいただければ幸いです。申し訳ありません。
最後の決定権は家族と本人にある、と言っていただいたお言葉が、今の私には身にしみてありがたいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/23 22:12

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回答続き    回答日時:2008/07/24 00:42

ご返信ありがとうございます。
うちの場合は低栄養による死亡ではなくて、痰の吸引が間に合わず、取りきれないための窒息死でした。
呼吸が止まっています、と電話で呼ばれたのでその瞬間には間に合いませんでした。
これも気管切開とかしていれば良かったのかもしれませんが、それも拒否していました。
前日にお見舞いに行き、「どこか痛いとこある?」「どこも痛くないよ~。」「でもしんどいでしょう?」「あ~、しんどいねえ。」と。痴呆が進んでいましたが、この日は筋の通った会話ができました。
それで良かったと思います。相談者さんは苦痛を伴わない生活を送らせてあげたい、とのことでしたが、私たちは苦痛を伴うのであれば、長引かせたくないなあ、と考えておりました。
相談者さんのお父様は少しずつでも口から物が食べられるのなら、それを大事にしたほうが良いと思います。
口から食べることは最後の楽しみだと思うからです。
でもお父様は70代でまだお若いですよね。
胃ろうで体力がつけば回復できるかも、と病院も進めてくるのだと思います。
悩みますよね。
下のサイトは2chですので、話半分ですが、でも結構まじめに医療関係者が書いていると思われます。私は参考になりました。

参考URL:http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/12019

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この回答へのお礼

参考の2CHも見させていただきました。
父親はあれから何度か熱を出し、そのたびに胃ろうを薦められていますが、今のところ口からもなんとか食べることができるので、やはりその方向で頑張っていきたいと家族は考えています。
本当にありがとうございました。
お礼日時:2008/08/05 20:43

教えて!goo >で全文読めます。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4154419.html