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『「平穏死」 10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか? 』
2012/7/14
長尾 和宏 (著)
内容紹介
胃ろうを勧められたけど造るべき? 拒否したらどうなるの?
在宅医療に切り替えたいけど、病院は許してくれるの?
抗がん剤をギリギリまで打つことに意味はあるの?
食べたら死ぬよと言われたけど、最期くらい、食べてもいいのでは?
大病院のお医者さんには聞きづらい、あんなことやこんなこと。
その答えが本書に!
出版社からのコメント
あなたが、もしくはあなたの親が、不治かつ末期の状態になり、口から食べられなくなったり、飲めなくなったりした時、病院ではどんな治療が待っているか知っていますか?
死を先延ばしにするだけの延命治療で、よけいに苦しむケースがなんと多いことか!
500人を在宅で看取った現役の町医者だから言える、大病院の先生が教えてくれない、死ぬときの本当のこと。
Amazonより
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著者は尼崎市でクリニックを開業しています。
365日24時間診療です。
インターン時代を含めると1,000人以上を看取りました。
その体験から、平穏死についての考え方をユーモアたっぷりに書いています。
私の父は88才で入院したら、胃ろうを作られ、水を飲んだらいかんと口の中にプラスチックを入れられて末期の水も飲めずに亡くなりました。
この本を読んでいたら、父にあんな苦しい思いをさせずに、自宅で穏やかに亡くなることが出来たのではと、悔やまれます。
本書は主に在宅を勧めていますが、それは病院に入院すると医者の意向が強くて家族の意見を通すことが難しいからです。
死にそうになるとつい慌てて救急車を呼びたくなるのですが、それもよく考えるようにと書いてあります。
死を迎えるときの様子など、具体的で、参考になります。