相談 特養での看取りについて教えてください

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相談 特養での看取りについて教えてください
    2011/12/23

質問と回答をまとめてみました。
下に全文へのリンクあります。

質問者は一人息子さん
在宅介護4年でやっと特養に入所できました。
入所して1年の母親(要介護5)の体調が悪くなり、
特養から看取りのための同意書にサインを求められました。

質問1)
看取りというのは何もしなく、痛みがあっても緩和する医療行為は一切しない。といわれました。
どこの特養でもそうなんでしょうか。
また法律で決められているといわれましたが決められていますか。

質問2)
病院へ入院を(施設が大変だからと思うのですが何気なく強くすすめられている気が)勧められていますがこのような経験をされた方の意見やアドバイスをお聞きしたいのです。延命処置は希望していません。

質問3)
施設にいる嘱託医は母を診察もせず薬を処方していますが、いいのでしょうか。
具合が悪くなるとすぐに入院、または近くの病院の受診です。
聴診器もあてず部屋をのぞくだけで点滴注射一切しませんが、どこもこんなもんですか。
市から来るこれだけかかりましたという医療費はものすごく高いのですが。

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回答4件のまとめ

1)特養によりまちまちです。
看取りをきちんと行っている特養であれば、痛みの緩和などをしながら死を迎えるお手伝いをします。
ただ看護師が夜間少ない、もしくはいない施設も多いため、夜間の医療体制については限界があります。
看取りをスタンダードにされている施設のホームページを紹介しておきます。
参考URL:http://www.ryokufuu.com/

そういうことは法律では決められていません。

2)施設が看取りに自信が無いのかも知れません。
自信が無いところに預けるよりは病院の方がいいのかも知れません。
しかし、看取りの状態で特に治療が必要で無ければ入院させてもらえないかもしれません。

3)よくないです。
でも、ご家族が知らないところで診察をされているのではないでしょうか。
でないと嘱託医の意味がありませんから。
特養では必要時には医療行為が出来ます。
そのための医務室です。
ここは医療法上の診療所なので、必要な医療行為が出来ます。
また特養の医師の配置基準は「入所者に対し健康管理及び療養上の指導を行うために必要な数」とされており、常勤で無いことが確かに多いです。
しかし、急変の時に対応できないという状態はまずいです。

>市から来るこれだけかかりましたという医療費
市からの請求明細のことですかね。
であれば、それだけの医療行為はされているはずです。
具体的にどのくらい高いのか分かりませんので、なんともいいようがないのですが。

お母様が特養に住所を移すなどして、介護負担限度額の3段階以下であれば、
同様に高額医療などの制度を利用できるはずです。
特養の生活相談員に相談してみてはいかがでしょう。

看取りのガイドラインというのがあります。
特養によって管理できるところと出来ないところがあります。

特養では夜間は看護師を配置し無いところも多いので、現実的に疼痛管理は無理だと思われます。
介護師は医療行為が禁止されていますので、法律で決められていると言われたのでしょう。

病院への入院ですが、その時々の判断になるかと思われます。
入院しても、3ヶ月以内で退院できれば施設に戻れると思いますが、確認はされましたか?
一回や二回の点滴などは特養でも対応してくれると思いますが、継続的に点滴は難しいと思います。

義父も特養で看取りをお願いしていましたが、誤嚥性肺炎を起こし、救急車で病院に搬送されました。特養では医療行為が出来ず、辛い思いをすることになってしまうので、判断は間違っていなかったと思います。

ご質問の内容から、嘱託医は、持病の管理を主に行い、突発的なものは、外部の医療機関が行っているようですね。
開業医だったりすると急変時は駆けつけるのが難しいので、そのような体制をとっているものと思います。

このことから、施設内での医療が必要最低限レベルとすると、医師を呼べばすぐ来てくれる環境(入院)という選択肢もあるように思います。
お母様にとって、辛くない環境がどこであるかを考えるだけです。

医療費は往診代が入るので高いですね。(苦笑)
医療費は高額療養費での還付もありますし、
合算療養費制度も覚えておくと良いでしょう。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info02d-29.html

(1)ですが、特養は医療機関ではないので、入所者が具合が悪くなった場合は
病院に行くのが基本ですよ。
看取りにサインを求められているのは、当然なことです。
それだけ、現在そういう状況になりつつあるのだと思います。
病院に搬送するまで、入所者の体が負担に耐えられないとの判断からではないですか。

(2)ですが、上に書きましたように特養は医療機関ではないので、延命治療を望んでなくとも、より具合が悪くなった場合、特養には置かないものですよ。
ですから施設が大変だからという理由ではないです。

(3)ですが、特養は嘱託医しかいないものですね。
専門外の先生もいますね。それと常駐ではなく、週一回ぐらいしかいないですね。
ですから、急変のときなどの対処はできないですね。
特養で具合が悪くなった場合は、提携している病院に行くのです。
特養は歳をとっているけど、一応健康体が入所できるものなのです。
歳をとれば、悪いとこはあるものですけどね。

市から医療費がきても、高額医療の対象になると思いますが。

わからないことは特養の責任者や相談員に聞くのが一番良いですよ。

忙しいでしょうが、今貴方ができることは、マメに特養に足を運び
顔をみせて、お母さんに対し後悔のないようにしてください。

全文です。
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