介護の方針を持ちましょう。

親の介護が必要になったら、どのような介護をしたいのか、どのような看取りをしたいのか、方針をしっかり立てたいですね。

そうでないと、周りの人の意見に左右されて、あれをしてみたら、これが良いかもとウロウロしてしまいます。

時間とお金をムダに使ったあとで、ああすれば良かった~、こうすれば良かった~と悔やむことになります。

私の場合:
基本方針は、看取りの時は、親の気持ちを大切にすること。
元気なときから、「延命措置はしないで欲しい」と言っていましたので、そうするつもりです。
認知症なのに、1分1秒でも長く生きさせることは無意味だと思います。
苦しまずにすーっと逝って欲しいです。

介護未経験者の子供が苦労して介護するより、出来るだけプロにお願いしたい。

葬式やお墓、法事には、お金をかけない。
出来たら豪勢なお葬式をしてあげたいですが、残された家族のこれからの生活を重点におきたいです。
本人も「格安葬儀で良いよ」と日頃から言っていました。

介護のために、離職したり、他の家族を犠牲にしない。
これも当然ですよね。

このような基本姿勢をつらぬいて、後で後悔しないようにしたいと思います。
余計な口出しをするのは、責任のない遠い親戚や友人が多いです。
それに振り回されて、辛い思いをしたくありませんよね。