看取り士のこれから

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(動画のアップ方法がわからないので、URLをクリックしてください)
https://youtu.be/N4BRMWDpKuY

看取り士のこれから ゲスト:山本千鶴子さん
2016/07/18 に公開 2:00:00
看取り士の仕事とは、胎内内観について、自然な死、看取り士になって見えてくる世界とは。

山本千鶴子日本看取り士会 
MC:田中奈々美 国際ヒーリング看護協会

2016.08.14(日)「第三回日本の看取りを考える全国大会」
http://mitorishi.jp/event/20160814k

nihonmitorisikai

看取り士とは何でしょうか?

現在、厚生労働省が掲げる政策の中には在宅医療の拡充が基本方針に盛り込まれており、また多くの国民も『住み慣れた自宅での最期』を希望しています。
しかし、実際のアンケート結果はそれに反し、身体機能や認知機能の低下時には、病院や施設へ移ることを希望する結果が出ています。

その理由の背景としては『在宅での療養は家族に迷惑がかかる』ことや『単身では看てくれる人がいない』などを挙げることができます。

その現状からの脱却のため、現在では在宅医療と地域との連携など、様々な試みが行われており、おおまかに言って、死の瞬間を迎えるまでの間の「尊厳の保持」「QOLの向上」「全人的な痛みの緩和」を目的としているものが中心です。
しかし、私たちは死にゆくまでの間「こころ」「魂」に寄り添う存在が必要であると考えます。

旅立たれる時、人生を憂い悲しみに満ちた最期を迎える方もいらっしゃいます。身体的なケアとともに、心の声に耳を傾け、共感することも必要不可欠です。

    「自分の人生は苦難の連続だったが、良いこともたくさんあった。幸せな最期だ。」

そう実感していただくことが、「看取り士」の役割です。
これからのターミナルケアを支援するチームにおいて、必要不可欠となってくる人材です。

『看取り士』養成講座
はじめに  から
http://nagominosato.org/projects/specialist/