母の衣替えは古着屋の利用で

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[古着屋の店内]

先日、特養へ母の面会に行ったら、スタッフさんから
「暑くなってきたので、薄いお洋服を何枚かお願いします~」とのこと。

必要な物を教えてもらいました。

・薄い長袖か七分袖のTシャツかニット 2,3着
(大型洗濯機で洗える物)

・ウエストゴムの薄いズボン 2本

・靴下 2,3足

「お母様は重ね着がお好きで、いつも2,3枚重ね着していらっしゃいます。なので、夏でも2枚着ても暑くならないような物がいいです~」

おしゃれだったから、そうなんでしょうが、私は今、経済がピンチなのよね。
そんなに一度に、何枚も買えないわ~

ふと、近所に古着屋があって、ときどき半額セールするのを思い出しました。

早速、覗いてきました。
半額セールはまだだったので、季節はずれの100円コーナーから母の好きそうなブラウスを2枚買いました。

強力洗濯機でガラガラ洗って高熱乾燥したら、すぐダメになるかもしれませんが、
100円だから、少しでも大好きなおしゃれを楽しんで欲しいです。
(ときどき、母のベッドに縮んでしまったおしゃれなニットがかけてあります。)

家で洗って、名前をつけてから、次回の面会に持っていきます。

認知症サポーター養成講座を受けました。

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先日、認知症サポーター養成講座というのを受講してきました。
あまり聞いたことのない言葉ですね。

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認知症サポーターとは

認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症高齢者等にやさしい地域づくりに取り組んでいます。
認知症サポーター養成講座は、地域住民、金融機関やスーパーマーケットの従業員、小、中、高等学校の生徒など様々な方に受講いただいています。

認知症サポーターに期待されること

1 認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない。
2 認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。
3 近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。
4 地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。
5 まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。

認知症サポーター養成講座

認知症サポーター養成講座は、地域や職域団体等で、住民講座、ミニ学習会として開催しています。
受講をご希望の場合には、在住・在勤・在学の自治体事務局へお問い合わせ下さい。
厚労省のHPから

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認知症サポーターとは、認知症の人の手助けをする人のことです。

厚労省の政策で、激増する認知症への理解を深め対応するために、社会全体で取り組む活動です。
企業、団体、学校、地域などで認知症サポーターを100万人にする活動が展開されています。
私が受けた講座では、地域包括支援センターの方が講師となって、説明してくれました。
その方は元看護師で、認知症の方のケアもしていたそうです。

一応、認知症の原因や症状、対処方法などを学びましたが、たった1時間半では概要だけですね。
実際に街角で、認知症らしき人に出会っても対応できそうもありません。

それでも、何も知らないよりはずっと良いです。
また、ここから発展したボランティア活動も期待できそうです。

2025年には、65才以上の5人に1人が、
2050年には、3人に1人が認知症だそうです。

今でも昼間の町中はお年寄りだらけなのに、
もっと多くなって、道に迷ったり、スーパーのレジでトラブったり、転んだりするのでしょうね。

認知症の正しい知識があれば、そんなときも慌てないですみます。
誰でも無料で受けられるので、多くの方の参加を望みたいです。

認知症サポーターキャラバン

特養相談:認知症利用者の個室の鍵を閉めてもいいのか?

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個室の例

こんなご相談がありました。
認知症の利用者の場合の対応について、法的にどうなのかという質問です。
相談者は施設の関係者のようです。

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認知症高齢者の人権はないのか?

高齢者施設で、認知症利用者の個室の鍵を閉めてもいいのかどうか法的にはどうか教えて下さい。
この方は、夜間、トイレや時間がわからなくなれば、部屋から這って出てきますが、トイレ誘導、傾聴、落ち着けば、部屋に誘導すれば素直に戻り休まれます。
ある職員が、這って出てくるのが嫌で鍵をしました。
その朝、利用者は、昨晩鍵をかけられて怖かった辛かったと、日勤の職員に訴えた。その後も、鍵をかけた職員は、夜勤の都度、鍵をかけている。
理由は、這って出てくる対応をしていたら、他の利用者の生命が守れないと言う。
虐待、人権問題、監禁罪などに問われないのでしょうか。
また、対応方法があれば教えて下さい。
2017年05月13日
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認知症で猫が飼えなくなった母親へのプレゼント

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特養などの介護施設に入ることになると、ペットが飼えなくなります。
長い間可愛がっていた愛犬や愛猫と別れるのはどんなに辛いことでしょうか?

別れたペットのいく末と、
そばにペットがいない寂しさ。

家族と別れるより辛いかもしれません。
こんなニュースがありました。

私も老後はこんなペットが欲しいです。

愛と癒しがいっぱい。認知症で猫を飼えなくなった母に息子が贈ったものとは?
2017年05月10日
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生協が特養を作りました。あすなら苑(奈良県)

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生協のパンフレットであすなら苑を知りました。

この団体は母体が生協なんですね。
ならコープが母体となり1999年に
社会福祉法人協同福祉会 あすなら苑が設立されたそうです。

奈良県内6カ所に特別養護老人ホーム、保育園など19カ所の事業所を運営しています。
資本金は16億円。

理事長、村城正さんは語ります。
「国の政策の流れは家族介護に回帰する方向にある。
在宅での介護を支えるサービスや担い手の不足は明らか。
これを確保するのが「地域包括ケア」ですが、行政や業者を当てにしても実現はしない。
行政、事業者、地域市民3者が一体となって『住みよいまちづくり』を進めるしかありません。
待っているだけでは誰も何もしてくれないと、一人一人が気づくことが何より重要です」

「孤立する高齢者を誰一人としてつくならいために、介護から看護、看取りまで含め丸ごと支えようというのが私たちの考える地域包括ケアですが、当時そんなモデルはありませんでした。それなら自分たちでつくるしかありません」

そんな思いから「安心ケアシステム」「安心支援システム」をつくった。

「安心ケアシステム」は要介護者を対象とした介護保険制度事業。テレビ電話を導入した安否確認や訪問介護を行う在宅ケアシステム。

「安心支援システム」は、出入り自由な「あすならサロン」、買い物困難者のための買い物バスなどがある。

「地域には『あそこに行けば何とかなる』と頼りにされる場が必要なのです」

「2025年まであと8年にもかかわらず、行政の危機感は薄く、整備にもばらつきがある。」

「1日24時間のうち、30分でも誰かのために何かをするなど、今から始められることは地域にたくさんあるはず」

それが自分自身の未来の安心にもつながると村城さんは話す。

(生活クラブ「生活と自治2017年5月号」より)

この施設ではオムツはしないんだそうですよ~
興味あります。
お近くの方は見学してみてはいかが~?

あすなら苑HP
http://www.asunaraen.or.jp/index.html

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