100歳以上高齢者数 [ 2017年第一位 島根県 ]

100歳以上高齢者数 [ 2017年第一位 島根県 ]
厚生労働省の100歳以上高齢者数ランキングです。
(2017年9月1日現在)
100歳以上高齢者数は67,824人
人口10万人あたり53.43人
最も多いのは島根県で人口10万人あたり97.54人(偏差値69.5)。
2位は鳥取県で92.11人。
3位以下は高知県(91.26人)、鹿児島県(91.20人)、佐賀県(85.02人)の順。

一方、最も高齢者数が少ないのは埼玉県で人口10万人あたり32.09人(偏差値30.9)。これに愛知県(35.01人)、千葉県(37.83人)、大阪府(40.29人)、神奈川県(40.86人)と続いている。

分布地図を見ると西日本と日本海側に100歳以上高齢者が多い。

随分多いですね~実はこれにはウラがあります。

現時点、信憑性のものすごく高い予言

辛坊「今日私、厚生労働省に電話したんです。なんで電話したかというと…。あの100歳以上、今年日本で発表になったのが40399人なんですよ。厚生労働省に今日私電話して、「この人たちは本当に生きてるんですか?」って厚生労働省に聞いたんです。そしたらその担当の方は「多分、生きてないと思います」」

一同「えーっ!」

辛坊「はっきりそう言いました。「どういうことですか?」って聞いたら、この40399人というのは住民基本台帳に載ってる100歳以上の人で、実は——今回はまだ4万ぐらいだから追跡調査ができるんで——自治体がひとりひとり確認に行ったら、確認できた人は、21603人なんです」

たかじん「半分や」

辛坊「だから、「それ以外の人は生きてるかどうかわかりませんなぁ」。だから、実は4万というのは参考データで、確認取れてる100歳以上は、2万人、(住民基本台帳上の100歳以上のおよそ)半分なんです」

たかじん「ほんなら、どっかでまだ、年金で食うてるヤツが…」

辛坊「よう〜けいると思います。これからどんどん増えますよ。150どころか、200、300は当たり前」

(『たかじん委員会』第300回)

 なんか~許せないです!

活動広がる「デスカフェ」自らの「死」語り合う茨城の特養

「デスカフェ」とは、死について気軽に語り合う集まりのことです。

海外では、かなり開催されているようです。
終活の延長のようですね。

茨城県の特養で、自分の死について語り合う集会が開かれました。
自分の死に方や葬儀の方法についての希望を話合ったようです。

しかし、肉体が死んだら、すべて終わりではないので、
死後の世界のことも話すと良いのにな~と思います。

ほとんどの人は、肉体の死後も、霊魂が生きていることを知っています。
だから、仏壇に祀ったり、幽霊が出たとか、あの人は成仏出来ただろうかとか、話すのです。

自分自身の死後、霊魂がどうなるかを学び語り合う、アフターライフカフェもそのうちできるかもしれません。

2018年9月14日(金)
活動広がる「デスカフェ」 自らの「死」語り合う
牛久の特養 終活、人生振り返る契機に

「デスカフェ」で死について語り合う参加者=牛久市女化

自らの「死」について気軽に話し合う「デスカフェ」の活動が注目を集めている。相続や葬儀など人生の終わりを迎える準備をする「終活」の延長として、日本全国に広がりを見せる。県内では8月25日、牛久市女化の特別養護老人ホーム「博慈園」で開かれた。同園関係者らが参加し、理想の死に方や葬儀の方法について話し合った。

「デスカフェ」は、スイスの社会学者バーナード・クレタッズ氏が妻との死別をきっかけに始めた。死別の悲しみを分かち合ったり、カウンセリングをしたりする場ではなく、どのような死の形が望ましいかを語り合って、終活の参考にすることを目的としている。

博慈園でのデスカフェは、同園の高橋博理事長(67)が企画。高橋理事長は、アメリカの雑誌を読んでいた時、デスカフェの存在を知ったという。自身も2度がんを患って死を身近に感じた経験があり、「死の準備について顔を合わせて話したいと思った」と語る。また、死について考えることが、今までの人生を振り返るきっかけになったという。

カフェでは、参加者がお茶や菓子を口にしながら、「葬式で多くの人に来てもらうより、生きている間に会いに来てほしい」という最期の迎え方や、「病院や施設から直接火葬場へ送る直葬が多くなっているが、死んだ後も一度は家に帰りたい」といった死後の対応について語り合った。参加者に死を意識してもらおうと、会場に空の棺おけが用意され、参加者が中に入る体験も行われた。

参加した特別養護老人ホーム理事、岡田玖己子さん(76)は「死の在り方を再認識できた」と感想を話した。高橋理事長も「人生イコール死。継続してカフェを開催し、死について語り合っていきたい」と意欲を示した。 (秋葉凌)

元記事:
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15368496192439

参考記事:
【イベレポ】カジュアルに死を語らう。世界中で広がる「デス・カフェ」開催
2016.09.26

おしっこが出そうになるとお知らせする機器

介護用品も日々進化しています。

とうとう、おしっこが出そうになると教えてくれる機器が実用化しました。
世界初らしいです。

排泄処理に悩んでいる方は必見です。

個人向け排尿予測デバイス
DFree(ディー・フリー)

この機器に関する過去記事

排泄予知ウェアラブル「D Free」続報2017年12月26日

「あと10分で排泄します――」 出る前に教えてくれる機械2017年12月23日

利用者の感想 HPから
【DFree利用前】
80代の父親の介護をしていますが夜間にトイレに行こうと1人でベッドから起き出してしまい、転倒することが度々あり心配で眠れませんでした。
【DFree利用後】
夜間のトイレについれていくタイミングがわかることで、父親が起き出す心配もなくなりお互いに夜はしっかり休めるようになりました!

開発の様子が本になっています。Amazon


10分後にうんこが出ます: 排泄予知デバイス開発物語 単行本(ソフトカバー) – 2016/11/30
中西 敦士 (著)

川崎市で特養入居申込先の一元化が実現!「特養待機者」の実態把握へ前進

特別養護老人ホーム申請者数の推移(2017年10月時点)

川崎市では、2018年8月から特養入所申し込み一元化が出来るようになりました。

川崎市議会議員 矢沢たかお氏の報告書に詳細が書かれています。

宮前区版 掲載号:2018年8月24日号

市政報告Vol.21 特養入居申込先の一元化が実現!「特養待機者」の実態把握へ前進 川崎市議会議員 矢沢たかお

 これまで議会で取り上げてきた本市の特別養護老人ホーム(特養)入居申込先の一元化等が盛り込まれた入退去指針が、8月1日に施行されました。これによって市民負担の軽減に加え、特養待機者の実態把握が期待できます。これまでの流れを総括してご報告させていただきます。

市内待機者4822人

 全国的に特養に入所できない高齢者の数が多く、待機児童問題と同様に、「特養待機者問題」として注目されました。本市では平成28年4月で4822人の待機者がいると発表されています。この数字を参考に施設整備を進め、定員枠を増やす計画となっている一方で、施設運営者側からは、「待機は感じられず、むしろ利用者を求めている」との声もありました。

何が問題か?不十分な実態把握

 この差は何なのか?議会における調査で、市の実態把握が不十分ということが浮き彫りとなりました。従来の入居申込みは、各施設に直接申込みをする必要がある上、施設数の上限が設定されておらず、一人で過大な施設数の申込みができました。さらに、一度申込みをすると無期限に申込み状態が継続され、入居の必要がなくなった人でも申込者数としてカウントされ続けていました。これでは正確な待機者数を把握することはできません。

待機者実態把握に大きく前進

 そこで私は、入居希望者の正確な実態把握を進める為にも、申込管理窓口の一元化を図るよう議会で要望し続け、最初に取り上げてから約2年間を要して、制度改正に至りました。申込の際には、最寄りの施設か、窓口業務の委託先である市老人福祉施設事業協会(溝口)に申込む事になります。申込管理が一元化された事で、市民負担の軽減にもつながります。上限5施設までの申込みで、有効期限も設定されました。

 始まったばかりで、市民への周知や運営していく中で見えてくる課題もあるかと思います。今後もしっかりと注視してまいります。

全国で、このような申し込み一元化が出来るようになれば、介護者の負担も軽くなりますね。

元記事:市政報告Vol.21 2018年8月24日号
特養入居申込先の一元化が実現!「特養待機者」の実態把握へ前進 川崎市議会議員 矢沢たかお
https://www.townnews.co.jp/0201/2018/08/24/445736.html

詳しい実態報告はこちら
2017.12.20 議会活動
川崎市の特別養護老人ホーム待機者数等について〜実態調査&窓口一元化へ前進!!〜
http://yazawa-t.jp/kawasakishitokuyoutaikisya/

「母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記」

母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記 単行本 – 2017/8/3
松浦 晋也 (著)
43件のカスタマーレビュー(感想のレビューも参考になります。)

この本を強くおすすめします。
母親を介護してきた50代の独身男性の手記です。

私は主婦ですが、認知症のことをよく知らなかったので、著者のとまどいや苦悩、母親が認知症だとは認めたくない気持などが、とても共感できました。また、いつのまにか通販でサプリメントやグッズを申し込み、届いた時には覚えていないなど、同じ体験をしてきました。いちいち電話で解約するのもしんどかった~

これからますます介護が必要な人が増えてきます。
介護する、しないに関わらず、最低限の介護知識が誰にも必要です。

50代の独身男が介護で家庭に入ると、どうなる?

「わたしは科学技術が専門のフリーライターとしてこれまで仕事をしてきたのですが、ここ3年近く認知症の母の介護に関わって、仕事ができず収入がかなり落ち込んでいました。母を施設に入れて一段落したので、そろそろ仕事を再開しなくてはと日経ビジネスの担当に相談したら、その介護の体験を書きましょうと言われたんです」

先日、『母さん、ごめん。』を刊行した松浦晋也さん。独身50代の男性の視点で、同居する母親の認知症発覚からはじまる体験を描いた本書は、松浦さんの仕事柄か、これまでの介護記と違って、筆致の冷静さが際立っている。

「認知症は、本当は徐々に悪化しているのでしょうが、介護者の体感としては一定の期間が過ぎるとガクンと悪化します。そのガクンとくる期間を1章分として、各章で自分の体験、医療についてや、役立った情報などをかたまりとして入れるように意識しました。介護の途中からこれはネタになると、記録もすべて取っていました。大変なことになっている自分を、どこか客観的に見ている自分がいましたね」

インタビューでは落ち着いて語る松浦さんだが、本書で描かれている状況はかなりタフだ。

介護のストレスは、ひとつひとつは大したことではないんです。ですが一滴一滴コップのなかに水が溜まるように積み重なっていきます。しかもしなければならないことが増えていき、終わりがない。家事も排泄の処理も、できないわけではないので、自分でやれると思っているうちに、追いつめられていってしまいます。私には連絡できる弟妹がいましたし、ケアマネージャーにも頻繁に相談していたので、最後は施設に入れる決断ができましたが、ずっとひとりで介護していたら、なかなかドラスティックな決断はできなかったかもしれません」

記事はWEB連載中から話題になり、コメント欄は大賑わいだったという。

「女性はずっと介護を担当してきたんだとのご指摘にはその通りと頭を垂れます。その一方で自分の体験を通じ、介護の問題は日本社会全体で考えねばと痛感しました。高齢者は増える一方で、財政や伝統を理由に介護を家族間にと主張する政治家もいますが、実際に介護のために家庭に入れば、その人の収入は途絶えます。日本のGDPもまた、それだけシュリンクしていく。将来的にみると現実的ではないですね」

評者:「週刊文春」編集部
(週刊文春 2017.10.05号掲載)Amazonレビューより