自分たちに合ったケアマネさんの見つけ方

父の介護をしている母が介護サービスを嫌がる

父が認知症と診断され、最近、失禁や脱肛があるため、便ももらすようになってきました。着替えや、お風呂も80歳の母がしています。夜中に、もらしてしまうようで、母は眠れないようで疲れています。

私は、一時間位のところにすんでいますが、仕事をしていて、週3回くらいいっていますが、仕事をやすむのは、限界にきています。ケアマネさんと相談をして、大変なときには、訪問をわたしから、おねがいするのですが、母は、大丈夫だといって、訪問を断ってしまいます。

母も物忘れがあり、介護申請をしているところです。母は、私の統合失調症の姉の面倒もみています。とてもつかれているのですが、他人と話すのは疲れるようで、介護サービスをいやがっています。

私もたびたびは行けないので、ケアマネさんをたよって欲しいのですが、嫌なようです。ケアマネさんもこまっています。どうしたら母を助けられるでしょうか?深刻に悩んでいます。

2013年03月09日
質問者 Aさん
介護対象者 :実父
認知症の有無 :あり
要介護度 :要支援2
介護状況 :別居で在宅介護中

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マチルダです。
このご相談に、たくさん回答や返信がついていますが、
よくよく聞いてみると、ケアマネさんの対応がマズイようです。

私の母の時も、やる気のないケアマネさんが担当になり、希望が伝わらなくてとてももどかしい思いをしました。
自分で動いたら、すぐに特養に入れましたが、ケアマネさんは何もしてくれませんでした。
当時は、包括支援センターで選んでくれたら、変更はできないと思っていましたが、合わないと思ったら遠慮なく変えてもらっていいんですね~
でも、介護で大変なときに、そんなことも考えなくてはならないなんて、と思います。

この回答の中に、良いケアマネさんの見つけ方がありました。
長文ですがとても参考になります。

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専門家の回答

ご両親の日々の介護 ご苦労さまです。
すいません、ケアマネの対応が悪いようで、
相談援助はケアマネの仕事の一つです、

家族の困り事を聞いてあげる事は、介護のストレスを取ってあげる為
にも必要な事かと思います、

出来る出来ないの事はありますので、家族様に依頼しないといけない事か
とは思いますが、はねつけるような言い方は問題あるかと思います。

地域包括のケアマネかとおもいますが、ケアマネは変更も可能です、
また、契約書か重要事項説明書に苦情の申し立ての窓口が書いてあるかと
対応悪いようであれば 相談してみてはどうでしょうか?

また、介護再申請されているようで、介護度1以上でしたら
地域包括のケアマネから民間のケアマネに変わるかと思います。

ケアマネを選ぶ時ですが
自分に合ったケアマネージャーが見つかれば、
在宅介護がスムーズになります

ケアマネジャーを探す第一歩は、市区町村の介護保険課や、
地域包括支援センターへ行き、
ケアマネジャーのリストをもらうことです。

ケアマネジャーの多くは、居宅介護支援事業所や介護サービス提供事業者、
特別養護老人ホーム、老人保健施設、介護療養型医療施設などに
所属していることがほとんどです。

どこの事業者にも所属せず、独立型のケアマネジャーとして活動している方もいますが、
まだまだ少数派です。

リストを入手することができたら、次はケアマネジャーの評判を確認しましょう。

まずはかかりつけの病院で話を聞いてみることをオススメします。

大きな病院の場合はソーシャルワーカー、
小さなクリニックなどの場合は主治医や看護師に評判の良いケアマネジャーはいないか
相談してみましょう。

多くの場合、医療との連携を得意とするケアマネジャーや介護事業者を教えてもらうこと
ができるはずです。

次に、実際に介護保険サービスを利用している人に話を聞いてみましょう。

同じ地域でサービスを利用している人から得られる「生の声」は、非常に参考になります。

また、友人や知人にホームヘルパーをしている人がいれば、
介護のプロの目から見て良いと思えるケアマネジャーを教えてもらうチャンスです。

良いケアマネジャーの見つけ方

評判をもとにある程度候補をピックアップしたら、今度は電話をかけてみましょう。

その際、「介護保険の認定が下りたのですが、これからどうすればいいのかわからない」と、
何も知らないので一から教えてほしいという姿勢で説明を求めてみることを
オススメします。

自分にとって一番わかりやすく、丁寧に対応してくれたケアマネジャーなら、
実際に依頼することになった際の対応にも期待できます。

あと、電話が繋がりやすいかどうかも大事なポイントとなります。
電話を通して候補を数人に絞り込んだら、次は面談です。面談時のチェックポイントは、次の通りです。

1.経歴や保有している資格は?

ソーシャルワーカー、訪問看護師、保健師などの経験があるケアマネジャーなら、
経験を通して得た知識を生かしたケアプラン作りが期待できます。

2.こちらの話をよく聞いてくれるか?

こちらの悩みや要望などに的確に応えたケアプラン作りには、
まず話をしっかり聞いてくれることが必須条件。
質問や相談に対して反応が鈍かったり、
納得できるような説明をしてくれないようなケアマネージャーでは困ります。
相談の途中なのに「わかりました」「○○というサービスを使いましょう」など、
課題の把握や根本的解決ではなく、その場しのぎの対応や安易なサービス提供をすすめてくるケアマネジャーは要注意です。

3.フットワークが軽いか?

親の心身の状況の変化によって、さまざまな疑問や要望が出たときに
どこまでフットワーク良く対応してくれるかも重要。
実際に何らかの資料の入手などを依頼してみて、
対応してもらえるまでの速さを確認するのが有効です。
これはケアマネジャーの知識やネットワーク、そして、誠実さを知る手段にもなります。

4.所属する事業所のサービスでないものについても説明してくれるか?

残念ながら、多くのケアマネジャーのなかには、
介護サービス提供事業者の営業マンのような人もいます。
事業者の立場ではなく、利用者の立場でさまざまなサービスについて
説明してくれる人を選びましょう。
所属する事業所のサービスばかりを紹介されたら、
「ほかの選択肢はありませんか?」と尋ねて反応を見るのが効果的です。

5.介護保険以外のサービスへの知識は豊富か?

市区町村などで独自に行っている高齢者福祉サービスや、
民間の便利なサービスについての知識が豊富なケアマネージャーなら、
それらと介護保険のサービスをうまく組み合わせたいときにも
相談に乗ってもらうことができます。

6.担当している人数はどれぐらいか?

2006年の法改正から、1人のケアマネジャーが担当できる上限が要介護者35名、
要支援者8名までとなりました。

ベテランや評判の良いケアマネジャーの場合、
一般的に定員ギリギリの状態になっていることが多くなっていますが、
担当人数が増えれば増えるほど、利用者一人ひとりにきめ細かなフォローをするのは
難しくなります。

何回も顔を合わせて細かい打ち合わせを行いたい場合などには、
あえて担当人数の少ないケアマネジャーに依頼するのも一つの方法です。

ケアマネジャーはいつでも変更できる

真剣にケアマネージャを選んだものの、どうしても要介護者との関係がうまく合わない
要望にきちんと対応してくれないなど信頼関係を築くのが難しい場合には、
いつでもケアマネジャーの変更を行うことができます。

ケアマネジャーの変更には、次の3つの方法があります。

1.担当ケアマネジャー本人や居宅介護支援事業所に
ケアマネジャーを変更したい旨を伝える。

2.別の居宅介護支援事業所にケアマネジャーの変更を相談する。

3.地域包括支援センターや市区町村の介護保険課にケアマネジャーの変更を相談する。

訪問介護などの介護サービスそのものについて気に入っているときは、
別の事業者に所属するケアマネジャーに変更しても、
それまでの事業者に継続してサービスを提供してもらうように依頼できる場合もあるので、

併せて覚えておきましょう。
参考になれば幸いです。

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https://ansinkaigo.jp/member/questions/detail/7056