特養の「癒し犬」まるこが本になりました。

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特養たじま荘(兵庫県豊岡市)では、捨て犬だったまるこが入所者に可愛がられています。
毎週木曜日に、たじま荘を訪問して入所者に愛嬌を振りまいているそうです。

この活動はNPO法人「日本レスキュー協会」(伊丹市)により12年も続いています。
動物と触れ合うことで、入所者の気持ちが大きく癒されているようですね。
他の特養でも、動物と触れ合う機会が増えるといいな~と思います。

「癒やし犬」まるこが本に 12年間の“犬生”描く
2017/11/21
神戸新聞社

兵庫県豊岡市日高町十戸の特別養護老人ホーム「たじま荘」で、入所者らの「癒やし犬」として活躍している雌犬まるこが、本の主人公になった。捨て犬だったまるこが、殺処分を免れて保護され、入所者らに笑顔や生きがいを届けるようになった今までの、12年間の物語が描かれている。(阿部江利)

岩崎書店(東京)が今年10月末に出版した児童書「いやし犬まるこ」。同社の編集者らが、まるこが昨年、県動物愛護協会の功労動物表彰を受けた報道を目にし、出版を企画。神戸市出身のフリーライター輔老心さんが取材し、物語にまとめた。

真っ白な毛並みとつぶらな瞳が愛らしいまるこは、多くの犬が捨てられることで有名になった、山梨県の山奥で生まれた。子犬の時に災害救助犬などを育成するNPO法人「日本レスキュー協会」(伊丹市)に引き取られ、触れ合うことで人の心を解きほぐす「癒やし犬」の訓練を受けた。

2006年、「たじま荘」で本格デビュー。毎週木曜の喫茶「まるこカフェ」で“勤務”し、おやつをねだったり、なでてもらおうと近寄ってきたりするまるこに、利用者たちはめろめろだ。

本では、犬捨て山の惨状や訓練の様子、同施設の入所者らとの交流を、子ども向けに紹介。最初は人が集まると机の下に隠れるほど引っ込み思案だったまるこが、「弱くて『優しくしてあげないと』と思わせるのがいいところ」と大事にされ、“看板娘”へと成長する姿や、触れ合いによって怒りっぽく頑固な男性に笑顔が戻った逸話、周りに人の輪ができるようになった様子なども記している。

本に描かれた入所者らも年を重ね、少しずつ体の自由が利かなくなったり、亡くなったりする中、まるこも現在12歳になった。人間なら60~70歳だが、今日も施設の笑顔の中心に居続けている。

同施設の上田あゆみ所長は「利用者だけでなく、職員もまるこに癒やされている。本との出合いを機に、福祉や介護の仕事に就きたいと思ってくれる人が増えればうれしい」と話す。
https://this.kiji.is/305476319222088801?c=110564226228225532

 

利用者からのセクハラ、暴力…介護職員51%経験

介護職員が離職する理由の一つがセクハラだそうです。
こういうときの対策はどうするのでしょうか?
認知症の方が相手だと難しい問題ですね。

利用者からのセクハラ、暴力…介護職員51%経験
道が初調査 「離職理由の一つ」

2017/11/18
北海道新聞

まとめ
北海道内の介護施設職員300人を対象に調査
半数以上が利用者からの暴力や暴言、性的嫌がらせなどを受けたことがある。
主な内容
「胸やお尻を触られた」「性的行為を求められた」などの性的嫌がらせ
「すれ違う時に急にたたかれた」「つばを吐かれた」などの暴力行為
「バカ、アホ」などの暴言
介護職員が離職する理由の一つになっている
国は職員の待遇改善や適正配置を真剣に考えるべきだ。

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AIケアプランを利用者へ提供 実証が本格化 33人のケアマネが参加(愛知県豊橋市)


[ケアマネジャー向け説明会の様子]

人手不足のケアマネジャー界にもAI導入の動きがあります。
AIでケアプランを作成して、人間のケアマネさんがそれを利用者個々の状態に合わせて調整する計画だそうです。
これにより、ケアプラン作成の手間と時間が大幅に縮小出来たら、良いですね。

愛知県豊橋市でケアプラン作成を支援する人工知能の利用を開始
2017.11.7

株式会社シーディーアイと愛知県豊橋市は、豊橋市内のケアマネジャーの協力を得て、日本初となる人工知能によるケアプラン作成の実証プロジェクトを進めています。平成 29 年 11 月 6 日から豊橋市内のケアマネジャー33名が人工知能の利用を開始します。

《実証プロジェクトの概要》

・豊橋市とシーディーアイが自立支援に関するセミナーを共催
・匿名加工した豊橋市の介護保険データ(平成 21 年度~28 年度・約 10 万件)を学習した人工知能をシーディーアイが提供
・平成29年11月6日から平成30年2月2日までの間、豊橋市内のケアマネジャー33名が、人工知能が作成したケアプランを利用者の個別状態に合わせて調整した上で利用者へ提供
・利用者の身体状況の改善度、ケアマネジャー業務の変化等を調査

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特養でミサイル避難訓練、伊豆の国市


特養の防災訓練の一場面(他の特養です。)

寝たきりや身体の不自由なお年寄りが暮らす特養で、ミサイルが飛んできたときや災害があったときはどうするのでしょうか。

静岡県伊豆の国市の特養で、ミサイル飛来時の避難訓練が行われました。
効果のほどはわかりませんが、このような訓練は地震や火災などのとっさの判断にもとても有効だと思います。
しかも、近隣の住民も参加したとのことです。

地域の特養と親しむことは、いざというときお互いに役立ちそうですね。
特養も助けてもらうだけでなく、将来は地域の避難所などに活用できるかもしれません。

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特養でミサイル初動対応 入所者誘導訓練 伊豆の国
(2017/10/30 08:05)

 伊豆の国市の特別養護老人ホーム「韮山・ぶなの森」は29日、弾道ミサイルの飛来を想定した訓練を同施設で実施した。職員や入所者が初動対応を確認した。
 防災行政無線を通じてミサイル発射の情報が伝えられると、職員は施設内で活動中の入所者に防災頭巾をかぶるよう促し、車いすを押したり体を支えたりしながら窓から離れた場所に移動。「伏せて耳をふさいで目を閉じて」と呼び掛け、入所者はじっと身をかがめた。寝たきりの入所者の部屋には職員が駆け付け、自らもベッドに入り布団で覆った。
 外出中に施設の近くで発射情報が出たことを想定し、近隣住民約20人も訓練に参加。施設内に駆け込むと、窓が近くにない場所まで走り、頭をバッグなどの手荷物で守りながら床に伏せた。
 北朝鮮によるミサイル発射が続いたことへの対応。同施設を運営する社会福祉法人函要会の杉村清参与は「自由に体を動かせる人が少ない施設なので、訓練を通じて職員が入所者を守るという意識を高められれば」と実施の意図を語った。
静岡新聞SBS

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/421461.html

PALRO僕の仕事日記

【PALRO(パルロ)】僕の仕事日記 5:35

もう一つの介護で人気のロボットはPALRO(パルロ)です。

こちらの動画も貼り付けておきますね。

参考記事です。
話せるロボットを導入する高齢者福祉施設や病院がふえているのはなぜ?
パルロが選ばれる6つの理由

パルロの気になるお値段は
レンタル 月3万円(税別)
購入67万円(税別)

便利な介護ロボットの導入で介護の現場が楽になるといいですね~