生協が特養を作りました。あすなら苑(奈良県)

asunaraen

生協のパンフレットであすなら苑を知りました。

この団体は母体が生協なんですね。
ならコープが母体となり1999年に
社会福祉法人協同福祉会 あすなら苑が設立されたそうです。

奈良県内6カ所に特別養護老人ホーム、保育園など19カ所の事業所を運営しています。
資本金は16億円。

理事長、村城正さんは語ります。
「国の政策の流れは家族介護に回帰する方向にある。
在宅での介護を支えるサービスや担い手の不足は明らか。
これを確保するのが「地域包括ケア」ですが、行政や業者を当てにしても実現はしない。
行政、事業者、地域市民3者が一体となって『住みよいまちづくり』を進めるしかありません。
待っているだけでは誰も何もしてくれないと、一人一人が気づくことが何より重要です」

「孤立する高齢者を誰一人としてつくならいために、介護から看護、看取りまで含め丸ごと支えようというのが私たちの考える地域包括ケアですが、当時そんなモデルはありませんでした。それなら自分たちでつくるしかありません」

そんな思いから「安心ケアシステム」「安心支援システム」をつくった。

「安心ケアシステム」は要介護者を対象とした介護保険制度事業。テレビ電話を導入した安否確認や訪問介護を行う在宅ケアシステム。

「安心支援システム」は、出入り自由な「あすならサロン」、買い物困難者のための買い物バスなどがある。

「地域には『あそこに行けば何とかなる』と頼りにされる場が必要なのです」

「2025年まであと8年にもかかわらず、行政の危機感は薄く、整備にもばらつきがある。」

「1日24時間のうち、30分でも誰かのために何かをするなど、今から始められることは地域にたくさんあるはず」

それが自分自身の未来の安心にもつながると村城さんは話す。

(生活クラブ「生活と自治2017年5月号」より)

この施設ではオムツはしないんだそうですよ~
興味あります。
お近くの方は見学してみてはいかが~?

あすなら苑HP
http://www.asunaraen.or.jp/index.html

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