特養の防災訓練の一場面(他の特養です。)
寝たきりや身体の不自由なお年寄りが暮らす特養で、ミサイルが飛んできたときや災害があったときはどうするのでしょうか。
静岡県伊豆の国市の特養で、ミサイル飛来時の避難訓練が行われました。
効果のほどはわかりませんが、このような訓練は地震や火災などのとっさの判断にもとても有効だと思います。
しかも、近隣の住民も参加したとのことです。
地域の特養と親しむことは、いざというときお互いに役立ちそうですね。
特養も助けてもらうだけでなく、将来は地域の避難所などに活用できるかもしれません。
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特養でミサイル初動対応 入所者誘導訓練 伊豆の国
(2017/10/30 08:05)伊豆の国市の特別養護老人ホーム「韮山・ぶなの森」は29日、弾道ミサイルの飛来を想定した訓練を同施設で実施した。職員や入所者が初動対応を確認した。
防災行政無線を通じてミサイル発射の情報が伝えられると、職員は施設内で活動中の入所者に防災頭巾をかぶるよう促し、車いすを押したり体を支えたりしながら窓から離れた場所に移動。「伏せて耳をふさいで目を閉じて」と呼び掛け、入所者はじっと身をかがめた。寝たきりの入所者の部屋には職員が駆け付け、自らもベッドに入り布団で覆った。
外出中に施設の近くで発射情報が出たことを想定し、近隣住民約20人も訓練に参加。施設内に駆け込むと、窓が近くにない場所まで走り、頭をバッグなどの手荷物で守りながら床に伏せた。
北朝鮮によるミサイル発射が続いたことへの対応。同施設を運営する社会福祉法人函要会の杉村清参与は「自由に体を動かせる人が少ない施設なので、訓練を通じて職員が入所者を守るという意識を高められれば」と実施の意図を語った。
静岡新聞SBShttp://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/421461.html