介護相談のサイトでは、介護者が親の気持ちを察しようと悩んだり、自分の罪悪感、親への怒り、絶望感などにさいなまれています。
もし、ロボットのように感情を交えずに的確な介護ができたら、どんなにラクだろうかと思いませんか?
果たして、この方法が認知症の親にとって幸せなのか?
いやがる親をだまして施設に置き去りにする自分は許せない(罪悪感)など、
介護従事者の苦悩の多くは親との感情が関係すると思います。
これからは、介護者の感情にも注目して、介護心理学(あったら)や介護カウンセリングなどが必要になると思います。
施設のスタッフは、親子の感情的わだかまりがないので、淡々と介護ができるのです。
多額の税金を使って、施設を作ることも必要ですが、一般の人々への介護教室や介護心理学の必要性を感じます。いずれ全ての国民が向かい合う問題です。
今の介護の方向性には、何かが足りないと感じています。
怒りのピークは6秒間
「イラッ」や「カッ!」となる感情と
うまく付き合うアンガーマネジメントを活用しましょう。
こちらはガン患者のためのサイトですが、
自分の感情に向き合うことの参考になります。
『何も予想がつかないし、もう精神的に疲れ果ててしまいます。ほんのひととき状況が好転したかと思えば、2時間後には、どう対処したらいいか分からないようなことが起こっているのです。』–介護経験者のDavid