おむつゼロ、胃ろうゼロ・・・007で自立支援 伴走型介護めざす特養(山形)

こんな素晴らしい特養があります。私も将来入りたいです。

おむつゼロ、胃ろうゼロ・・・007で自立支援 伴走型介護めざす特養(山形)

特別養護老人ホームながまち荘
http://yamagata-saiseikai.org/nagamachi_main.html

同居介護や近距離介護を選ぶべきではない理由


『親の介護で自滅しない選択』(日本経済新聞出版社)の著者で介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子氏の記事です。

同居介護や近距離介護を選ぶべきではない理由
2018年05月11日 ビジネスジャーナル

という記事になるほど~と思いました。

子供としては、
育ててもらった親に孝行したい、
出来るだけ安い費用で介護したい、
という思いがあります。

しかし、ちょっと待って、同居介護や近距離介護でなくても良い場合があるというのがこの記事の趣旨です。

住み慣れた土地を離れて、知らない町で暮らすことは、年老いた親にとってはとても孤独な思いを味わいます。
それによって、認知症が進むケースをよく耳にします。

また、同居することによって、世帯収入が多くなり、介護保険料が高くなることも。

特養に入る場合にも、親の収入だけなら、安くなるかもしれないのに、収入のある子供と同居だと高額になることもあります。

親戚の言う言葉は聞き流しましょう。
彼らは、お金は出してくれませんから。

もし、親を呼び寄せての同居介護や近距離介護を考えていたら、
この本をじっくり読んでからにしましょう。

介護の方針を持ちましょう。

親の介護が必要になったら、どのような介護をしたいのか、どのような看取りをしたいのか、方針をしっかり立てたいですね。

そうでないと、周りの人の意見に左右されて、あれをしてみたら、これが良いかもとウロウロしてしまいます。

時間とお金をムダに使ったあとで、ああすれば良かった~、こうすれば良かった~と悔やむことになります。

私の場合:
基本方針は、看取りの時は、親の気持ちを大切にすること。
元気なときから、「延命措置はしないで欲しい」と言っていましたので、そうするつもりです。
認知症なのに、1分1秒でも長く生きさせることは無意味だと思います。
苦しまずにすーっと逝って欲しいです。

介護未経験者の子供が苦労して介護するより、出来るだけプロにお願いしたい。

葬式やお墓、法事には、お金をかけない。
出来たら豪勢なお葬式をしてあげたいですが、残された家族のこれからの生活を重点におきたいです。
本人も「格安葬儀で良いよ」と日頃から言っていました。

介護のために、離職したり、他の家族を犠牲にしない。
これも当然ですよね。

このような基本姿勢をつらぬいて、後で後悔しないようにしたいと思います。
余計な口出しをするのは、責任のない遠い親戚や友人が多いです。
それに振り回されて、辛い思いをしたくありませんよね。

特養では死はタブーでした。

特養に入所する人は要介護度が高く、最後までいる場合が多いと思います。
最近は、看取りに力を入れている特養が多くなりました。

2018年の介護報酬改定の注目ポイント!特養について

で、看取りの体制づくりが重視されています。

しかし、ですね。

私の母が入所している特養では、
毎年1回、本人とスタッフと家族が一同に介して(5名位)、現状報告と今後の方針を話合います。
やはり、月日と共に自立度が落ちてきて、いつどうなるかわかりません。看取りについても話題が出て来ます。

そこで、私が「いつ死んでもいいように、心の準備をしておきたい・・」的なことを言ったとたん、周りの空気が凍り付きました。

そして、ケアマネさんが、「お看取りの準備も必要ですよね~」と笑顔で言葉を言い換えたら、ホッとした雰囲気になったのです。

特養のスタッフさんたちは、どうやら家族からのクレームにピリピリしているようです。うっかり、「死ぬ」というと、家族に怒られるのでしょうね。
「死ぬ」「看取る」も、同じ現象なのに。

また、税理士に相続相談をするときは、「相続が発生する」と言います。

日本の社会は、死に対してオープンではありません。
縁起でもないとか、不吉とか、
しかし、動物も人間も、生まれたからには、必ず死にます。
このブログを書いている私も、読んでいるあなたも必ず死ぬのです。

これから大量死時代に突入するのに、気を遣いすぎるのもどうかと思います。

介護はプロに任せるべし!子供が離職して同居、全面的に親の介護に取り組むことには反対!

年老いた親に介護が必要になったとき、
まず考えるのは、
子供である自分がお世話をしたいと思うのが普通ですね。

しかし、親はどんどん自分で出来ることが少なくなり、
おまけに認知症になり、
一日中、目を離せなくなります。

仕事にも出られず、買い物も行けず、
夜も眠れず、
自分の生活がなくなります。

私の場合もそうでした。

この医療系自営業者、スギポンさんの記事では、
その葛藤をズバリ、気持よく表現してくれています。

ぜひ、読んでみてください。
そして、出来ることから、少しでもプロに任せるようにしましょう。

親はいずれあの世に帰りますが、
子供はまだまだ生きなければなりません。

介護はプロに任せるべし!子供が離職して同居、全面的に親の介護に取り組むことには反対!
スギポンさんのブログ
https://sugipong.com/20171229kaigo/