特養の申込書を入手しよう

syorui

どうして早く入所できたのか?を書こうとしたら、
お世話になった『特養入所マニュアル』の内容をバラしてしまうのではと、
しばらく迷っていました。

今、読み直してみたら、やはり全部通して読まないとわからないな~
と思いました。

特養の入所判定基準は自治体によってまちまちで、
全国統一の基準はありません。

特養の入所に関する仕組みを知ってから、
申込書はケアマネまかせにしないで、
自分で書くことが大事です。

但し、お世話になっているケアマネさんには一言断っておきましょう。
ケアマネさんは何人も担当していて超多忙なので、
「ご自分でできるならどうぞやってください」と賛成してくれるでしょう。
私もそうしました。

申込書は各自治体のHPからダウンロードできます。
または、特養の受付や役所の福祉課などでももらえます。
一度、手に入れてじっくり眺めてみると良いでしょう。

下のリンクは練馬区の特別養護老人ホーム入所申込書です。
ここは点数制になっていますが、そうでないところもあります。

特別養護老人ホーム入所申込書:練馬区公式ホームページ

この申込書の中で重要なのが、緊急性基準でしょう。
緊急性等の特別な事由が極めて高い場合は点数が加算されて、
早く入所できる可能性が高くなると思われます。
その参考になるのが、このマニュアルです。

特別養護老人ホーム入所申込書のダウンロード
特別養護老人ホーム入所申込書(PDF:237KB)

その下の
特別養護老人ホーム入所基準
も参考になります。

必要な方が早く入所できることを祈っています。

『特養入所マニュアル』詳細版の説明文

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上のグラフは特養申込から入所までの待機期間(100家族のアンケート)
http://kaigo.homes.co.jp/report/kuchikomi_15/

===   ===

『特養入所マニュアル』詳細版の説明文が文字が小さくて読みにくいので、改行を入れたりして読みやすくしました。

『特養の早期入所を実現する! 特養入所マニュアル』 3,000円

商品説明

もう担当介護支援専門員(ケアマネージャー)に任せないでいい!!

担当ケアマネにこんなことを言われて失望した事はないですか?!

「特養入所は3年〜5年待たないと入れませんよ」

「あなたはご家族様がしっかりされているので特養入所は無理ですね」

いずれも根拠の無いまったくのうそなのです。

特養の入所申請後に状況を尋ねたらこんなことを言われませんでしたか?!

「特養にあまり連絡すると嫌がられて入所が遅くなりますよ」

「特養からはまったく連絡がないですね。まだ入所の順番が近づいていないのではないですか」

これは介護支援専門員の怠慢といわざるを得ません。

私は特養で入所受け入れ担当をしています。
私自身がケアマネージャーでもあります。

特養入所の真実を伝えてあげます。
心から感謝され、時には涙を流される方もおられます。
「肩の荷がおりました・・・・」
私は特養の職員として当たり前のことをしているのになぜでしょう?

いままで特養入所に関する情報がなかったからです!!

特養に入所するためには利用したい人が
その特養に申し込みを行う事になっていますが
申込書は基本的に担当のケアマネが書くことになっています。

どの特養に入りたいかは基本的に特養を利用したい人が選ぶことが出来ます。

しかし特養入所を実現するには申し込みをしてから
3〜5年かかると一般的には言われています。

ただ担当介護支援専門員(ケアマネージャー)がそう言うのには
本当は明確な根拠はないのです!!

一般の人からするとケアマネに言われたとおりに聞くしかありません。

特養入所は申し込み順番制ではありません。!

「緊急性の高い方から」順番に入所と言うことになっています。
では特養入所に必要な緊急性とはなんでしょう?

ご存知でしょうか?

実は一般にまったく知られていないどころか
ケアマネもまったくわかっていないのが現状なのです。

要するに「特養入所に対する緊急性」を理解することが、
入所申し込み時のテクニックであるということになります。

特養入所を希望される方にとっては、
ほとんどの場合がケアマネージャー任せであり、
特養入所を希望する本人や家族が関わる事は
特養の施設見学や申込書の提出くらいである。

しかし・・・

必ずしも担当ケアマネが特養入所を早く出来るように動いているとは限らず、
それどころか特養への申し込みをしてほったらかしになっているケースが少なくないのです。

特養入所申込書は各市町村によって様式が異なるが
1〜3枚程度の専用の申込書に本人や家族の状況を記載し
特養に提出することとなっています。

特養側はこの数枚の入所申込書により緊急性を判断するしかないために、
この入所申込書の書き方次第では入所できる順番が
大きく変わる可能性があります。

しかし・・・

ケアマネが書き方をきちんと習っているわけではなく、
しかも内容がよくわからないものも多いのが現状なのです。

特養入所はその緊急性が極めて高い場合、
行政が関わる「措置入所」をはじめ「特例入所枠」など設定されています。

どういうときに「措置入所」になるか、
どういうときに「特例入所」となるか、
またそれがどういう流れで行われるか、誰が決定するのか、
なにを基準に緊急というのかなど、
その方法や制度はほとんど知られていません!

ケアマネであるなしに関わらずです!!

その制度を駆使する事により
本当に特養を必要な方にとって早期に入所が可能となるのです。

【第28回新風舎出版(現 文芸社)ノンフィクション部門優秀賞受賞】

(出版社講評全文)
 「特別養護老人ホームとは、日本で最も多い高齢者施設のことで、2007年現在で全国に約6千施設、入居者約40万人、待機者約50万人程度といわれている。

 明確な基準がないまま入所の順番をただ何年も待っているケースが多いわけだが、最近に見る高齢者虐待や、核家族化が進む中での在宅介護など、本当にこの施設を必要とする人が早期入所を実現するにはどうしたらよいか、それをホームの現場責任者側から分かりやすく説明している。

 判定方法の制度や入所申し込み時のテクニックなどさまざまな事例で紹介しているため、基礎知識としても非常に勉強になる。
同時に在宅介護を支える介護支援専門員が果たす役割、抱えている問題、質の向上についても問題提起しており、その解決こそがよりよい福祉政策への第一歩であることが分かる。
現在必要性が叫ばれている「個別ケア」や「ターミナルケア」への取り組みについても描かれており、高齢者を抱える家族にとっては必読の書となるだろう。」

(講評より)

『特養入所マニュアル』のすすめ

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私が特養に申し込む際に参考にした情報商材です。
2種類あって、詳細版(3,000円)が出てから、簡略版(1,500円)が出ました。

二つあることに気がつかず、最初に簡略版を購入しました。

購入手続きをしてから、ダウンロードして印刷しました。
表紙も併せて20ページでした。

特養に申し込む時に、一番役に立った情報でした。
あとで、詳細版があるのに気がついて、そちらも購入しました。          こちらは44ページありました。

やはり、本気で申し込むなら詳細版がよかったな~と思いますので、これから購入するなら詳細版がおすすめです。

両方併せて、約1万回ダウンロードされているそうです。

【第28回新風舎出版(現 文芸社)ノンフィクション部門優秀賞受賞】
こんな賞ももらっています。

発行者のtoshiさんは特養の入所受け入れ担当をしています。

以下、toshiさんの自己紹介です。(ブログから)

特養の入所が本当に必要な方と関わる中で「もう少し担当のケアマネさんが特養入所のために力になってあげればよいのになぁ」と思う事が多々あります。

特養に早期入所する方法はあります!

私は特養入所受け入れ担当者、公正中立の立場ですので、その特養入所の方法はその場ではいえません。

しかし特養入所に対してあまりにもいい加減なケアマネさんも多くおられるのが現実です。

特養を一日でも早くお待ちになっている方とやる気のあるケアマネさんのために私の特養情報を少しずつ提供したいと思います。

また同様の特養職員さんとの意見交換が出来ればと思っています。

====   ===   ===

タイトルが似ていてわかりづらいので、
比べてみました。

3,000円の方は「特養入所マニュアル」平成19年4月 44ページ
1,500円の方は「特養早期入所マニュアル」平成19年7月 20ページ

重要なことがまとめてわかりやすく説明されているので、
早く特養入所を検討されている方には超おすすめです。

↓こちらから説明文を読んで購入できます。
特別養護老人ホーム(特養)の早期入所を実現する!詳細版(3,000円)オススメ
特養が必要だと感じたら・・・特養早期入所マニュアル簡略版(1,500円)

なぜこんなに早く入所できたのか?1

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申し込む時点ではよく知らなかったのですが、2015年8月から法律(介護保険)が変わって、要介護3以上でないと特養に申し込めなくなっていたのです。

法律改正の直後だったので、待機者数が減ったのがラッキーでした。

当時、特養に問い合わせたら、「法律が変わったばかりなので、待機者人数が少なくなりました」との話でした。

・介護保険の2015年改正 特別養護老人ホームの入所基準の厳格化

特別養護老人ホーム(特養)は、現在は要介護1から入所する資格がありますが、これからはより介護の必要性の高い「要介護3」以上に限定されます。

厳格化の対象は新規の入所者になるため、現在入ってる要介護1~2の方はそのままとなります。

例外となるケースも想定されています。それは、認知症が重度の場合や、家族による虐待があるような場合などのやむえない状況です。

新規入所の約9割が要介護3以上となっています。
実際の入所者は要介護4、5の方が中心です。

参考にしたサイト
http://en-count.com/archives/kaigohoken-kai3

特養に母を訪問する

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昨日は弁護士と一緒に母の様子を見に行きました。
母は成年後見制度を利用していて、後見人は弁護士です。
弁護士が特養に来たのは入所以来、半年ぶりです。
そのいきさつは別の機会に書きます。

母の入所している特養は、全部ユニットです。

昼食後だったので、個室で内側からカギをかけて昼寝していました。
しばらくノックをすると、気がついて部屋に入れてくれました。

体は前よりふっくらして、顔色も良く、健康そのものでした。

ただ、記憶は以前より後退しているし、つじつまの合わないことをたくさん言います。
理解出来なくても、私の話に一生懸命合わせているようです。

自分の通帳のコピーを見ても、あんなに見たがっていたのに、目も通さないでベッドの上に置いてしまう。

弁護士が「何か困っていることありませんか?」「欲しい物はありませんか?」と尋ねても、困った顔で「急に言われても思いつかない」と返事するだけ。

弁護士が帰ってから、私の家は2軒ある、孫は何人だったかしら、お金がありすぎて困っているなどと、言っている。

散歩に誘うと、「外がこわい」と言いながら、コートを着る。
面倒になって「じゃあ、いいよ、私帰るからね」と言うと、コートのままついて来る。

自分が何をしようとしているのかわかっていない様子。

エレベーターまでついてきたので、スタッフの人が腕をつかんで「ここでさようならしましょうね~おやつの時間ですよ~」と言ってくれた。

今一番したいことは、お金を使って好きな物を買うことのようだ。

このブログで紹介した「活き逝き術のススメ」にも、買い物する権利を奪うのは個人の尊厳を奪うことだと書いてあった。

私が施設に入れられて、好きなおやつを買うことが出来なくなったら悲しいなぁ
散歩で足を鍛えて、近くのコンビニまで連れて行けたらと思ったのだった。