認知症サポーター養成講座を受けました。

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先日、認知症サポーター養成講座というのを受講してきました。
あまり聞いたことのない言葉ですね。

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認知症サポーターとは

認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症高齢者等にやさしい地域づくりに取り組んでいます。
認知症サポーター養成講座は、地域住民、金融機関やスーパーマーケットの従業員、小、中、高等学校の生徒など様々な方に受講いただいています。

認知症サポーターに期待されること

1 認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない。
2 認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。
3 近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。
4 地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。
5 まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。

認知症サポーター養成講座

認知症サポーター養成講座は、地域や職域団体等で、住民講座、ミニ学習会として開催しています。
受講をご希望の場合には、在住・在勤・在学の自治体事務局へお問い合わせ下さい。
厚労省のHPから

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認知症サポーターとは、認知症の人の手助けをする人のことです。

厚労省の政策で、激増する認知症への理解を深め対応するために、社会全体で取り組む活動です。
企業、団体、学校、地域などで認知症サポーターを100万人にする活動が展開されています。
私が受けた講座では、地域包括支援センターの方が講師となって、説明してくれました。
その方は元看護師で、認知症の方のケアもしていたそうです。

一応、認知症の原因や症状、対処方法などを学びましたが、たった1時間半では概要だけですね。
実際に街角で、認知症らしき人に出会っても対応できそうもありません。

それでも、何も知らないよりはずっと良いです。
また、ここから発展したボランティア活動も期待できそうです。

2025年には、65才以上の5人に1人が、
2050年には、3人に1人が認知症だそうです。

今でも昼間の町中はお年寄りだらけなのに、
もっと多くなって、道に迷ったり、スーパーのレジでトラブったり、転んだりするのでしょうね。

認知症の正しい知識があれば、そんなときも慌てないですみます。
誰でも無料で受けられるので、多くの方の参加を望みたいです。

認知症サポーターキャラバン

認知症で猫が飼えなくなった母親へのプレゼント

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特養などの介護施設に入ることになると、ペットが飼えなくなります。
長い間可愛がっていた愛犬や愛猫と別れるのはどんなに辛いことでしょうか?

別れたペットのいく末と、
そばにペットがいない寂しさ。

家族と別れるより辛いかもしれません。
こんなニュースがありました。

私も老後はこんなペットが欲しいです。

愛と癒しがいっぱい。認知症で猫を飼えなくなった母に息子が贈ったものとは?
2017年05月10日
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あなたは何回まで我慢できる?認知症の人の話

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私の母は、同じことを何回も何回も聞き返しました。
1回話すと、3回は聞き返し、少し間が空いて、又3回と、何回も繰り返して聞いてきます。
最後に私が耐えられなくなって、「何回聞くの!もういいよ~」と叫んで逃げ出しました。
あの頃は母が認知症だとは気がつかなくて、可愛そうなことをしたと後悔しています。
下の記事では、5回で過剰なストレスになるとのこと。
要は介護者の気持ち次第のようです。

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2016.12.16
何回まで我慢できる? 認知症「同じ話を何度もする人」への対処法

東京―盛岡の遠距離で、認知症の母の介護を続けながら、その記録を介護ブログで公開している工藤広伸さんが、息子の視点で”気づいた”“学んだ”数々の「介護心得」を紹介するシリーズ、今回は、何度も同じ話をされたときの対処法。認知症だから…とわかっていても、家族だとついイライラしてしまうことがあるかもしれない。この悩みに工藤氏はどう対処しているのか、実体験にもとづく介護サバイバル術を伝授してもらう。

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認知症介護で特に多い悩みのひとつに「同じ話を何度もする」というのがあります。

「ねぇ、病院に行く日はいつ?」

母がわたしによくする質問のひとつですが、わずか1分の間に、3回も同じ質問をすることもあります。こんな短時間で、また同じことを聞くの?と正直思いますが、認知症の方は、特に短期記憶が覚えられないと言われているので、こうなってしまいます。
本や講演会で覚えた「同じ話を何度もする人への対処法」が通用しないとき

認知症の本や講演会などで、よく紹介される対処法は、

・初めて聞いたかのような、対応をする
・丁寧に、話を聞いてあげる

というものです。

介護家族であるわたしは、介護を職業にしている方のように、仕事が終わったからと帰宅するわけにいきません。朝も昼も夜も、同じ話を何度も聞くことになります。初めて聞いたかのような対応は、数回はできても、毎日はできませんでした。また44年間、親子として特に意識することなく話をしてきたのに、急に話を丁寧に聞くというのも、長年の習慣からかできません。

介護職の方の中には、何回でも初めて聞いたかのような対応をできるという強者もいます。しかし、わたしには、どちらの対処法も向いていませんでした。
たった3回でも、100回言われた感覚になる

母が同じことを言った回数を、正の字でカウントしたことがあります。すると、自分が思っていたより、はるかに回数が少ないという結果になりました。100回繰り返したように感じるのですが、実際は25回ということもありました。

なぜ、そんなに大きな誤差になったのか…。

1つは、介護をしてない他の家族や、知人に対して、自分の介護苦労をついアピールしてしまうことがあって、「盛って」回数を伝えてしまうためです。「この介護の苦労を理解してほしい」という強い思いが、そうさせてしまいます。

2つ目に、日々のストレスの蓄積です。1日の回数はそんなに多くなくても、それが1か月、1年、5年と繰り返されると、ストレスが蓄積していくので、実際より多く感じてしまうのだと思います

そこで、わたしはこのような工夫をして、母に対処することにしました。
紙やホワイトボードに、答えを詳細に書く

繰り返される質問に対して、何回も同じ回答すると、疲れてイライラします。そこで、紙やホワイトボードを使って、文字で母に見せるようにしました。質問されたら、紙を差し出して…、

「12月16日(金)13時に、レンタカーでA病院に行く」

このように、さらに質問したくならないように、「詳細に」紙に書くようにしました。それでも、同じ質問は繰り返されるのですが、わたしは言葉を発することがないので、イライラが減って、優しく対応ができるようになりました。
その場を一旦離れてみる

例えば、テレビに出ている歌手のことが気になって、何度も質問されたとします。しかし、次の瞬間に、別の歌手が出てくると、興味がそっちに移ることがあります。

このように、こだわりや執着といった症状が現れた場合も、介護者自身がトイレやお風呂に入って、一度その場を離れてみると、興味が別のモノに移っていて、同じことを言わなくなることもあります。
介護者は何回まで同じ質問に耐えられるのか?

介護者のストレスの原因のひとつとして、

「この人はあと何回、同じことを言うのだろう」

というのがあります。松本診療所ものわすれクリニック院長・松本一生先生のコラムを一部引用します。

  『私がかつて行った臨床観察からは、どんなに熟練した「聞き手」であっても、同じことを5回以上聞かれると過剰なストレスになって、ケアする家族の心が疲弊してしまうことがわかりました。』

(引用元『けあサポ』:
http://www.caresapo.jp/kaigo/dementia/pd4fc80000000kcb.html)
先生は、5回以上聞いたら「やんわりと」指摘するのはアリと言っています。

介護する側は、ゴールが見えないという不安に襲われ、あと何回続くのだろうとつい怒鳴ってしまいます。しかし、5回言われたら、やんわりと「それさっきも言ったよ」と伝えることができるというゴールが見えたら、介護者の気持ちもかなりラクになると思います。

この話を早い段階で知ったことによって、わたしの認知症介護は大きく改善されました。「常に丁寧に聞いてあげる」、「初めて聞いたかのような対応をする」方法は、わたしにとっては、かなりのプレッシャーで、すぐに挫折し、5回目のあと指摘するという方法に切り替えました。

やんわりと母に伝えたら、「あら、そんなに話した?」と怒らずに言ってくれたのですが、その後も繰り返し質問は続きました。

指摘して、母の変化はあまりなくとも、指摘できたことでわたしがスッキリして、6回目以降には、新たな気持ちで聞くことができました。

この方法の弱点もあって、今度は5回を意識し過ぎることです。母が同じことを言うたびに、「はい、1回目、2回目…」とカウントしたのですが、いちいちカウントすることに、今度はストレスを感じるようになりました。

大切なのは、「同じ話は5回まで耐えられるという、目安があること」で、厳密にカウントするのではなく、ある程度同じ話をされたら、やんわり指摘してもいいよということを、覚えておくといいと思います。

今日もしれっと、しれっと。

工藤広伸
祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護1)のW遠距離介護。2013年3月に介護退職。同年11月、祖母死去。現在も東京と岩手を年間20往復、ブログを生業に介護を続ける息子介護作家・ブロガー。認知症サポーターで、成年後見人経験者、認知症介助士。
ブログ「40歳からの遠距離介護」http://40kaigo.net/

認知症予防専門のクリニック

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認知症予防専門のクリニックができました。
今までは、認知症になってからの対処療法しかありませんでしたが、白澤先生によれば認知症は生活習慣病だそうです。
予防法が確立されるといいですね。

認知症ねっとから

認知症を「予防」という観点からサポートする認知症予防専門医院「白澤記念クリニック」。 その最高顧問を務める白澤先生に、認知症のメカニズムから認知症の具体的な予防方法までをお訊きしました。

認知症はこれまで、予防も治療も難しい病気として認識されていました。
しかし、さまざまな研究が進むにつれ、認知症は早期の対策で発症を予防することは可能であるということがわかってきています。 今回は、認知症予防専門クリニックの最高顧問を務める白澤卓二先生に、認知症における予防について、その重要性や具体的な予防のポイントを教えて頂きました。

【白澤先生インタビュー(第1回)】認知症は予防できる?
2016年9月5日

【白澤先生インタビュー(第2回)】クリニックでの認知症予防の事例[PR]
2016年10月6日

【白澤先生インタビュー(第3回)】認知症予防の今後[PR]
2016年10月31日

帰宅願望の母

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先日、特養の母を訪問したら、廊下のソファに女性スタッフさんと座っていました。
私を見ると、「ああ、良かった~来てくれてホッとしたよ~どうしようかと思っていたの!」と叫ぶように言うのでした。

そして、私のところに飛びついてきました。
大きなバックを抱えています。
中身はタオルや衣類でした。

しきりに「家に連れて帰って、家に帰りたい」と言います。

なんとかなだめてきましたが、ヘトヘトになりました。

そこで、帰宅願望について調べてみました。

ほとんどのサイトでは、適当にごまかして気をそらせれば良いと書いてありました。
認知症の人は、話している内に忘れてしまうから、話を違う方向に持って行けばそのうち落ち着くと。
それだと、なんだかすっきりしません。
毎日同じ問答を繰り返しそう。

こんなサイトを見つけました。
話をそらすだけより良さそう。
今度、母に試してみたいです。

言葉の力
~ごまかさない対応が認知症介護を変える~
http://www.roushikyo.or.jp/cms/contents/seminar/201304/pdf/1/1-1-3.pdf

バリデーション療法「共感して接する」療法
http://www.ninchisho.jp/nursing/06.html

バリデーション援助技術を用いた帰宅願望のある方への対応について
http://www.osumai-soudan.jp/column/column473.html