特養に入りやすくなるウラワザ

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少し古いですが、下の記事に書いてあることは特養入所に役立つと思います。

今までも、特養のデイサービスやショートステイを利用していると、その特養に入りやすいようだな~と感じていました。

私の母親は、最初は特養のショートを利用しました。
そして、本人はそこが気に入り、帰ってきてからまた行ってもいいと言っていました。
施設のスタッフさんも「お母様はおだやかでニコニコしていらっしゃいますね~」と好評でした。

両者の相性は良かったようです。
そして、まもなく入所が決まりました。

正直言って、大声を出したり、暴力行為をする入所者が多いとスタッフが参ってしまいますよね~人間ですからね。

特養の入所順は、通常、要介護度の高さや独居かどうかなどの条件を点数化して決められるが、それ以外の要素も関係すると本岡さん。

「これだけの待機者数なので、点数は同じという場合も多いからです。その場合、顔見知りかどうかということは意外に大きい。知っている人とまったく知らない人がいた場合、目の前にいる困っている人を推薦したくなるのが人情でしょう。どんな介護が必要かもわかっているわけですから」(介護関係の著作多数の本岡さん)

こちらに全文
介護ポストセブン
2016.07.27 |暮らし
狭き門の特養 デイサービス、ショートステイが入所に繋がる

相談:実母の入所に悩んでいる娘さんの相談

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特養に入所させるかどうか迷っている娘さんのお悩みです。
相談内容を読むと、もう迷っている段階ではないと思いました。

誰だって、長年住み慣れた自宅がいいに決まっています。

しかし、普通に暮らせなくなったら、仕方がありません。
本人の希望を聞いていたら、みんながダメになってしまいますよ。

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一人暮らしの認知症の母の施設に行くタイミングに悩み中
Rさん    2016年2月23日

実母が認知症(介護度3)で、一人暮らしです。

どのタイミングが、自宅から施設に移るのに、良いタイミングなのでしょうか?

ショートスティを何箇所か試しましたが、どこに行っても「家に帰る」と大騒ぎで暴力も出るため、数時間で戻されます。
平日はデイサービスで食事をしています。
自宅では、火器厳禁のため、コンビニのおにぎりを食べています。
租そうも始まりました。
一人で出歩き、怪我をして保護されたこともあります。

ケアマネさんは、仕方ない。もし、どうしても施設にと言うのなら、それに対応できる所を紹介することもできるが、あまりお勧めできない所だ。と言います。

最近、認知症での徘徊等で事故にあったり事故を起こしたりを聞きます。
親を加害者にしたくありませんが、本人の自宅に居たいという意志を無下にするのも子としては不憫に思ってしまいます。

実母ですが、毒母でもあり私にはつばを吐きつけ、暴力暴言が酷いので、私がそばにいると興奮します。
実際、母から受けた傷の後遺症も残っており、そばに居ることは、年を取り小さくなった母親ではありますが、怖いです。

どのタイミングで、強制的に施設に入ってもらうべきなのでしょうか。
特養は順番待ちですがショートスティは老健含めて多少の余裕はあります。

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レス1  すぐに入れるようにして下さい
毒親介護中  2016年2月23日

要介護3で一人暮らしとはビックリしました。
ケアマネさんも入所を勧めないのに更にビックリ。

誰でも自宅で暮らしたいと言いますが、それだけ状態が悪くなっていては、いつ火事や事故を起こしても不思議ではないし、一人暮らしはもう無理な段階だと思います。

私の父は去年の夏にグループホームに入所させましたが(当時は要介護1)あっという間に状態が悪化して今は要介護5です。
入所すぐの頃はやはり帰宅願望が強く、施設の職員に暴力をふるったりと大変でした。
でも薬で興奮を抑えてもらい、どうにか落ち着き慣れたようです。
トピ主さんも家族介護が無理なのですから、本人の希望がどうのと言ってないで、すぐにでも入れるべきです。
医師にも話して興奮を抑える薬を出してもらうとか、方法はあると思います。
ケアマネさんも合わないようなら変える事もできるはずだし、私はケアマネから施設のリストだけ貰い、自分で施設を見学して片っ端から予約して、空きのあった所で決めました。
他人に迷惑かけないよう、自分も守りつつ、早く動くのが良いと思います。

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レス2 祖父の体験ですが。
milktea 2016年2月24日

私が敷地内同居していた祖父も認知症で施設に入っていました。

最初は祖母と2人暮らしをしており、日中はデイサービスを利用していましたが、認知症が進行してからはグループホームに預けました。

タイミングとしては、徘徊が始まり、被害妄想が酷くなった辺りでしょうか。
祖父の場合、深夜に玄関を叩いたり、わめき散らしたりするようになり、「これではこっちの生活がダメになる」ということで、施設に預けることになりました。

誰も「かわいそう」なんて言える状況ではありませんでした。
包丁を持ちだしたこともあり、最悪刺される可能性もありましたから。
その後は平穏な生活が戻り、施設にも時々面会に行きました。

認知症の人を施設に預けることは、本人にとっても家族にとっても最善の方法だと思います。
本人の意思を尊重するあまり、貴方が病んでしまわないように、ご自身を大切にして下さい。

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レス3 今でしよ
さえこ 2016年2月24日

トピ主さんは一人っ子ですか?
相談や介護を分担出来る兄弟はいないのですか?

知り合いのオバサンが認知症で独り暮らしだったのですが、傍目には一人で生活出来ていました。

ある日、行方不明になりました。
一年以上たちますが、見つかっていません。
タイミングを考えている場合ではないと思いますよ

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レス4 既に
ree  2016年2月24日 17:09

施設入所が必要な段階だと思われますが…。
ケアマネさんは、どんな理由でまだ在宅でOKと言われているのですか?

排泄にも支障が出ており、食事も自分では整えられない状態で、
独り暮らしは不安が大きいです。
また、徘徊もある?
トピ主さまが心配しておられる「お母さまが加害者になる」ケースだけでなく、
被害者になる可能性もありますよ。
その時、加害者側になってしまう相手も正直、気の毒かもしれません。

なかなか難しい状況のようですが、身内が同居して常時見守りできないのなら、
施設入居を急がれた方が良いのではないかと思います。

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レス5 お疲れ様です
疲れますね  2016年2月25日 9:52

どのタイミングで施設に入るか?
すでにお母さんを怖いと思うほどのストレスなのですから
今すぐですよ。

私の母も、主さんのお母さんと全く同じ症状でした。
他人が居ると何もしないのですが
私と父が居るだけで、暴言と暴力が出て手がつけられませんでした。

ケアマネージャーに紹介してもらった
認知症専門病院で診察を受けたところ、すぐに入院させるように言われました。

主さんのお母さんも、一般の施設では対応が難しいかもしれないので
認知症専門病院で診察を受けてみてください。

主さんは充分に介護をされましたよ。
お母さんは病院に入ってもらって、ご自分の生活を大切になさってください。

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お礼です。     
Rさん(トピ主)
    2016年3月4日 14:22

レスが遅くなりすみませんでした。

いろいろ考えていました。
ディサービスは週6日、行ってます。
比較的近くに住む兄弟がキーパーソンです。
着替えを一週間分用意したり、何カ所もショートステイをチャレンジしたり、病院に有休を使って連れて行ったりとありがたいことです。
病院は認知症対応科ではないので、落ち着く薬の投与等はしてもらえません。
タクシーに乗せられないので、私が他の病院に連れていくことは、不可能です。
一応、一人で生活はしていますが、近所からはクレームが出ています。

一人暮らしは母の強い希望もありますが、兄弟は、母が居なくなると実家が空き家になってしまうことに寂しさと母を施設に入れることへの可哀想感もあります。

ケアマネさんも、キーになる人の意向に反対することはできません。

私だけが、母を施設に入れたがっている状態です。
何らかの事件事故が起きた時、それ見たことか。と思ってしまいそうです。
それこそ、近所から警察に通報が行って、強制収容してもらえないだろうか。まで想像することも。ひどい娘ですよね。でも、母は怖い人なんです。

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一部変更あり。
全文はこちらです。
発言小町
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2016/0223/752413.htm

画期的リハビリ施設 夢のみずうみ村

TVで紹介されていた画期的なリハビリ施設があります。
それが、山口県にある「夢のみずうみ村」です。

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テレビ東京 ガイアの夜明け
NHKプロフェッショナル 仕事の流儀
などで紹介されていました。

建物も変てこりんだし、
プログラムも斬新、
50ほどあるプログラムから自分の好きなことを選んで挑戦します。
出来たら、中で通用するお金がもらえます。
それを貯めて各種サービスを受けることができます。

パン作り教室に参加する
マッサージを受ける
カジノで賭ける
コーヒー代
あと、なんだっけ~

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一番人気はカジノです。
ルーレット、オイチョカブ、トランプ、カルタ、ダーツ、輪投げ、射撃、ボーリング、パターゴルフなど各種

高齢者殺到で、いつも満員。
みなさん、行ける日を心待ちにしているそうです。
山口、防府、浦安、世田谷にあります。

夢のみずうみ村の一日
到着からお帰りまで、一日の様子を紹介します。
http://www.yumenomizuumi.com/about/one-day.html

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私の母もお金を稼ぐことが大好きでした。
近くにこのようなデイサービスがあったら
大喜びで通ったことでしょう。

夢のみずうみ村 代表 藤原茂氏 プロフィール
http://www.yumenomizuumi.com/index.html

1948年山口県萩市生まれ。作業療法士、社会福祉法人夢のみずうみ村理事長、株式会社夢のみずうみ社代表取締役、琉球リハビリテーション学院長

都立府中リハビリテーション専門学校作業療法学科卒業。

以後精神科作業療法(医療法人 清和会 吉南病院)、高齢者リハビリテーション(和同会 防府リハビリテーション病院)、身体障がい者・発達障がい児リハビリテーション(和同会 山口リハビリテーション病院)を経験。
1996年より 山口コメディカル学院作業療法学科長をへて、現在同校顧問。

2000年、特定非営利活動法人「夢の湖舎」を設立し、翌年、夢のみずうみ村山口デイサービスセンター開設。
2004年 株式会社 夢のみずうみ社を設立し、
2005年 夢のみずうみ村防府デイサービスセンター開設、
2006年 小規模多機能型居宅介護事業所 夢ハウス仁井令開設(防府市)、2010年 小規模多機能型居宅介護事業所 夢ハウスゆだ(山口市)
2011年 小規模多機能型居宅介護事業所 丸山(防府市)、就労支援事業所スープ屋「夢結び」開店、
2012年 東日本震災後、岩手県沿岸部に「子ども夢ハウスおおつち」開設

<役職>
NPO法人夢の湖舎設立 理事長
社会福祉法人夢のみずうみ村 理事長
株式会社夢のみずうみ社 代表取締役
琉球リハビリテーション学院 学院長

<著書>
介護予防リハビリテーション    青海社
園芸療法入門           夢の湖舎出版部
何でもできる片麻痺の生活(共著) 青海社
生活支援のためのリハビリ・プログラム(1) 青海社
生活支援のためのリハビリ・プログラム(2) 青海社
強くなくていい「弱くない生き方」をすればいい 東洋経済新報社

今までの経過と決まったときの礼儀

今までの経過を振り返ってみます。

2015年4月
母認知症と診断される
要介護3と介護認定受ける
デイサービス始める

6月 ショートステイ始める
8月 特養に申し込む(郵便で30カ所)
9月下旬 特養入所決定
(申込書を送ってから2ヶ月弱)

認知症と診断されてから約半年。
初めての体験だらけだった、怒濤のような日々が終わりました。

そして、入所して最初の頃はトラブルもありましたが、
数ヶ月後にはすっかりなじんでいました。

もしかしたら、気に入らないかもしれない。
別の特養に移ることになるかもしれない。

そう考えて、まだ他施設のキャンセルをしていませんでした。
入所後、ポツポツと他の特養から、
「今どのようなご様子ですか?入所についてどうですか?」という電話が来るようになりました。
様子を聞くと言うことは順番が上位に上がってきた証拠です。

事情を話してキャンセルさせていただきました。

まだ、二十数カ所残っていましたので、それらはハガキにコピーして
全てキャンセルました。

「特養入所マニュアル」を読んでから、スタッフさんのご苦労がよく分かるようになりました。これ以上、よけいな手間をかけては申し訳ないという気持でした。

決まったらキチンとキャンセルしましょう。

次回から、なぜこんなに早く入所できたのかを考えてみたいと思います。

デイサービスを利用した。

取りあえず、ケアマネさんのすすめで、そこのデイサービスを利用することにしました。
このままでは、介護者が疲れてしまうと満足な介護が出来なくなるし、
母がどんな事故を引き起こすかわかりません。

先日も、線路内に迷い込んだ認知症の方が電車にはねられて亡くなりました。
電鉄会社からは損害賠償の請求が数百万円来たそうです。
泣きっ面に蜂とはこのことですね。

我が家は線路の近くです。
母は身体は丈夫で遠くまで歩いて行けます。

デイサービスを利用するのも結構大変でした。

二人で見学に行き、施設内を見学し、説明を聞いて帰る。
後日、ケアマネとデイサービスのスタッフがやってきて、契約書を読みあげ署名捺印をする。
費用の引き落としに、口座振り替え用紙を記入、銀行に提出する。
その後、ケアマネが1ヶ月のケアプランを作成して持ってくる。
それに基づいて、週何回行くか決める。

慣れるまでは週2回にしました。

母は「なんだかわからないけど、忙しそうだね~」
と来た人にお茶を出していましたが、誰も飲みませんでした。
(規則なのかな?)

行く日は朝8時頃、
「これから迎えに行きます。すぐ出られる準備をしておいてください」
と電話があります。

この靴じゃいやだ。
この服は地味で格好悪い。
傘を持っていこうか?
帽子がいるかもしれない。
何時に帰れるんだろう?
やっぱり、行くのをやめようか~

直前になると、子どものようにいろいろ言い出して、
送迎車が待っているのに、
なかなか玄関から出て行こうとしませんでした。

無理に引っ張り出して、車に押し込みました。

当時の記録を見ると、4月は3回、5月1回、6月2回、7月2回、8月0回でした。
初めはみんながちやほやしてくれましたが、だんだんそうでもなくなると、疲れる、昼ご飯が美味しくない、ペースが会わないとごねて行きたがらなくなりました。

今まで、一人で好き勝手に生活していたのだから、当然です。

ケアマネが翌月のプランを持って来たときに、泣き落として、やっと指切りげんまんで約束させていました。